香川の酒 川鶴 純米吟醸 wisdomで晩酌 牛肉と大根の塩煮、わかめと揚げのぬた。
公開日:
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最終更新日:2018/11/14
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進んでいます、進んでいます。とうとう香川県までやってまいりました。
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香川は数年前に仕事で行って以来ご無沙汰ですが、うどん食べたいです。当時も一応食べましたけどもお客さんと一緒だったし、仕事がらみだと何かとアレなので、ひとりでふらっと気ままにうどん食べに行きたいです。
今日は日本酒です。うどんは出てきません。
香川の酒 川鶴 純米吟醸 wisdom
蔵元は観音寺市の川鶴酒造。
参考 お酒のこと(川鶴酒造)
かつて防空壕だったという地下室を冷貯蔵庫として利用しています。ここの冷貯蔵庫は商品化されているお酒ではなく特別な酒が貯蔵されています。斗瓶で囲っている長期熟成酒がメインで、一番古いお酒は昭和43年に製造されたものがあります。室温5度の低温貯蔵庫で貯蔵されています。
そろそろ50年ってところですね、どんな状態になっているのでしょうか。古い酒といえば以前書いた酒蔵巡りでも美しい展示があったなあとふと思い出す。気になるね、やっぱり色は濃くなっていくのかな。
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しかしこの純米吟醸、なぜにwisdomとされたのか。ネーミングに込められた思いを探るべく、オフィシャルサイトをくまなくチェックしてみたのですが、このサイト、商品に関する記述が一切ないのです。蔵や社員さんの紹介や沿革などに関するコンテンツはあるし、SNSもまめに更新されているようなのですが、お酒に関する解説がない。
商品解説読みたがりの私からするとやや残念なのだけど、もしかしたら消費者に商品を語るお役目は販売店に委ねているのかも、なんて深読みしてみたり。もちろんただの妄想です。
さて、優雅に羽を広げる鶴があしらわれたラベルを眺めつつ一口。とろり。
旨味が濃いというのでしょうか、若干のとろみも感じられる舌触り。フルーティーな香りとは裏腹のどっしりした味わいがいい感じです。すっきりとした後味もなかなか軽快でもう1杯飲みたくなる。軽く冷やしたものと常温を試してみたけれど、冷やしたほうが旨いと感じるのは暑さゆえ、かな。
香川の酒 川鶴 純米吟醸 wisdom データ
蔵元 | 川鶴酒造(香川県・観音寺市) |
種類 | 純米吟醸 |
精米歩合 | 58% (雄町米) |
日本酒度 | +7 |
酸度 | 1.8 |
アルコール度 | 16度 |
牛肉と大根の塩煮、わかめと揚げのぬた献立
- 大根の塩昆布和え
- 焼きなす
- ほうれん草とにんじんのごま和え
- わかめと油揚げのぬた
- 牛肉と大根の塩煮
大根の塩昆布和え
薄切りにして塩もみした後さっと洗った大根を塩昆布と合わせたもの。
焼きなす
皮ごとじっくり焼いたスタンダードな焼きなす。ねぎとおろししょうがを添えて、しょうゆで。
ほうれん草とにんじんのごま和え
茹でたほうれん草とにんじんをすりごまとしょうゆで和えたもの。
わかめと油揚げのぬた
戻したわかめとフライパンで両面カリッと焼いた油揚げ、茹でたねぎにからし酢味噌を添えて。
牛肉と大根の塩煮
一口大に切った牛もも肉に塩をすりこみ鍋に入れ、大根、しょうがの薄切り、出汁昆布、粒胡椒、酒、水を入れて火にかけアクをとりながら弱めの火でじっくり煮ます。牛肉と大根がやわらかくなったら完成。
使った牛肉はカレー用とされていたもの。脂身の少ない部位なのでトロトロではなくホロホロ系。牛肉と大根を煮るなら甘辛しょうゆ味にするか、韓国風ピリ辛もいいな、とあれこれ考えたものの、結局シンプルな塩煮にしてしまったのでした。薄味に仕上げてちょろっとポン酢をたらすのもよさそうです。
この手の煮ものは塩豚や鶏の手羽先あたりを使うことが多いけれど、牛肉の出汁をシンプルに味わうのもたまにはいいですね。昔はよく圧力鍋を使って牛すじ煮たりしてたけれど、近頃めっきり料理に手間をかけなくなりました。圧力鍋も手放しちゃったしね。
おかげで料理のレパートリーは狭まるばかりですが、同じ調理法でも材料が変われば味は変わる。この塩煮ひとつとっても豚、塩豚、手羽先、鶏もも肉、牛肉と肉が変われば違った出汁が味わえるし、大根をじゃがいもやキャベツに変えるという手もあってあら不思議、結構あれこれ楽しめます。
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