山口の酒 雁木 夏 辛口純米で晩酌 ホタルイカの酢味噌和え。
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最終更新日:2017/07/23
家飯, 食べること レシピ, 勝手に日本酒全国ツアー
中国地方コンプリート!
4月、5月は順調に駒を進めた感がありますね。
関連 勝手に日本酒全国ツアー
中国地方ラストは山口の酒。当初狙っていたものとは別の銘柄を選んでみました。
山口の酒 雁木 夏 辛口純米
ふと目に止まったクールなラベルに書かれた文字と、紺ベースの控えめなデザインラベルが気になり、冷蔵庫から取り出すと透明な瓶に煌めく水滴。
夏、辛口、純米。
こうも好きなものばかり並べられたら選ばないわけにいかないじゃないか、と迷わず選択したのでした。ジャケ買いってヤツですね。
蔵元は岩国市の八百新酒造株式会社。あら、こちらえらくスマートなサイトですね。社史がなかなかのボリュームです。
参考 八百新の歩み(八百新酒造株式会社)
一旦芳しくない酒としてイメージを定着させてしまった「新菊」のシェアは回復するどころか地元における上位のメーカーとの差は広がる一方であった。造れども売れずという悪循環が続いて次第に在庫が溜まっていき、ついには酒造の継続か休造かの決断を迫られるまでに経営は逼迫していった。
戦時の米不足によって醸造酒造りにシフトせざるを得なかった時代、純米酒のノウハウしかない杜氏が苦戦して以降長らく低迷が続いたとの記述があるのですが、休造の危機にあったとかかなりネガディブな事実が綴られていてこういうの珍しいなと。もちろん、その後雁木ブランドで信頼回復に成功したからこそ語ることのできる事実、なんでしょうね。
一足お先に夏気分で冷えたところを一口。結構香りますね。
サイトの商品解説によれば「辛く感じさせない辛口」とのこと。日本酒を飲み続けていると、辛さとは何かを改めて感じてしまいます。単純に甘くないのが辛口かといえばそんなことはないんだな、という。夏酒と言われたから余計にそう思えるのか、さらっとスキッとな辛口は夏の晩酌にいいじゃないかとにっこり。後味に残るかすかな苦味に「水」を感じるのもまた夏っぽいですね。
山口の酒 雁木 夏 辛口純米 データ
蔵元 | 八百新酒造株式会社(山口県・岩国市) |
種類 | 純米 |
精米歩合 | 60% (五百万石) |
日本酒度 | +8 |
酸度 | 1.7 |
アルコール度 | 15度 |
ホタルイカの酢味噌和え、えんどう塩炒めで晩酌
- 奈良漬
- 白菜と油揚げの味噌汁
- 小松菜のツナ和え
- スナップエンドウの塩炒め
- ホタルイカの酢味噌和え
白菜と油揚げの味噌汁
またまた白菜と油揚げの味噌汁を。今回はめずらしく中身の詰まった京揚げじゃなくて普通の薄い油揚げを使いました。味噌汁にはこれもいいね。
小松菜のツナ和え
茹でた小松菜をツナ缶とポン酢で和えたもの。
スナップエンドウの塩炒め
フライパンに油を引き、筋を取ったスナップエンドウを入れ両面焼き色をつけるように炒め、中まで火が通ったら酒を振りかけ軽く蒸し焼きに。粗塩、胡椒で味付けしたら完成。
ホタルイカの酢味噌和え
ボイルホタルイカと茹でたネギ、わかめに酢味噌を添えたもの。ボイルホタルイカってスーパーでは酢味噌つきで売られているものが多いけど、今回は違ったので白味噌、みりん、酢で自作。白味噌を購入してからというもの、ぬた比率が上がっております。
夏らしい辛口の酒にホタルイカ。なんという贅沢でしょうか、こりゃたまらんね。
数日前からホタルイカをチラ見しながらああ酢味噌で食べたいなあと思っておりまして。せっかくだから新しい酒を投入する日に合わせてみた次第。
刺身的なものは外で食べるものと思っているので家晩酌にあまり登場させないけれど、こういうつまみはラクですね。何しろ、盛り付けるだけというお気楽さはありがたい。旨い酒があればなおのことありがたい。
季節的にはそろそろビールを、と思いつつ、日本酒気分も継続中です。
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