カシラ塩焼き、キャベツ味噌で家飲み。
やきとんってのが苦手でした。
今でこそ全国的に認知されている(多分)やきとん文化ですが、ほんの10数年前まではさほどメジャーな存在じゃなかったと思うのは私が関西の人間だからでしょうか。
焼き鳥とも牛焼肉とも異なる独特の豚の風味に馴染めず、そもそも焼き鳥って書いてるのになんで豚が出てくるかな、と理解に苦しんだ日々。
今では好みのやきとん店も見つけ一人飲みに通うまでに親密な関係となりましたが、家でカシラ肉を食べるのは初めてです。
カシラ塩焼き、キャベツ味噌で晩酌
- 大根の浅漬け
- わかめスープ
- オニオンスライス
- キャベツ味噌
- カシラ塩焼き
わかめスープ
わかめを入れた鶏がらスープ。胡椒とごま油で風味付けして、さらしネギとごまをプラス。
オニオンスライス
新玉ねぎのオニオンスライスを鰹節としょうゆで。新玉ねぎ旨いなあ、山盛り食べられるなあ。
キャベツ味噌
くし型に切った春キャベツを蒸して味噌を添えたもの。
カシラ塩焼き
豚カシラ肉を大きめに切って油をひいたフライパンで焼き、シンプルに粗塩と胡椒で味付け。焼いたネギを添えました。
肉をジュージュー焼いてからこりゃビールだったかな、と気づく。しかしビールの買い置きがなかったので珍しくハイボールで晩酌となりました。ウィスキーを常備していてよかった。
肉をちょっと大きく切りすぎてしまって食べにくいかもと心配になったけれど、カシラって思いの外柔らかい。噛み切れずにワタワタすることなくその肉々しさを堪能できました。
砂肝やレバーも気軽に購入する鶏肉と比べたら、豚ホルモン系は圧倒的に食べません。なんか鶏肉のそれより家調理ハードルが高いような気がするんですよね。なぜだろう。
しかしレバーやらタンやらはスーパーで普通に売られているけれど、カシラ肉ってあんまり見かけないような気が。カシラは臓物じゃなくてコメカミ肉なのでホルモンではないのかもだけど、いずれにしても家で食べるような部位ではないから売られていないのでしょうか。
店でカシラを頼むと赤身のしっかりした部位が出てくることもあればバラ肉みたいな脂たっぷりの場合もあっておやっと思う。個人的には脂の少ないところが好き、ゆえに今回入手したのもしっかりタイプです。
そしてキャベツは最初やきとんサイドメニューらしく生のまま食べるつもりだったのですが、オニオンスライスもある。生野菜ばっかりになってしまうのを回避すべく急遽蒸した次第。しかしいずれにしても色合いに乏しい献立になってしまったわ。
色は地味でも肉も野菜もたっぷりで満足の晩酌。だけど、そろそろビールの準備も必要かな。
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