牛肉の赤ワイン煮、蕪のトリュフ風味温サラダでワイン。
久しぶりじゃないか、おい。
以前は週末にワインを飲みたくなる病を患っていたもので金曜、土曜あたりはワインに寄せたメニューを作っておりました。
が、最近はワインが登場する機会はめっきり減少。
特に理由はないのだけれど、強いて言えば引っ越しを機に一人晩酌スタイルを再構築したことがきっかけ、でしょうか。
いや、このスタイルを貫くにはワインが不適当なのではなく。週末だーワインだーと勇み足でたんまりつまみを用意して1本空けようとせず、グラス一杯の赤ワインと軽い料理を嗜む程度の付き合い方ができればよいだけであって、ワイン自体は何も悪くないのです。
牛肉の赤ワイン煮込み、蕪のトリュフ風味サラダで赤ワイン
- 蕪の温サラダ
- 牛肉の赤ワイン煮込み
- バケット
蕪の温サラダ
温める程度にさっと蒸した蕪にトリュフソルトを振ってオリーブオイルをたらしたもの。
牛肉の赤ワイン煮込み
室温に戻した牛肩ロース肉に塩、胡椒で強めに下味をつけて粉をはたき油を引いたフライパンで焼き全面に焼き色をつけます。肉を取り出し潰したにんにく、薄切りの玉ねぎとセロリを続けて炒め、しんなりしたら肉と一緒に鍋に移し赤ワインと水を注いで塩、潰した粒胡椒、香り付けのローリエ、セロリ葉を入れ火にかけます。煮汁が煮詰まってきたらバターを投入しとろみをつけて完成。蒸したにんじんとベビーリーフを添えました。お供はもちろんどっしり目の赤ワインです。
赤ワイン煮込みというと繊維ホロホロ〜の長時間煮込みのイメージが強いですが、今回はお手軽に短時間でさっと仕上げる軽い煮込みに。スープストックの類を使わず赤ワインだけで煮たので物足りなければウスターソースとかケチャップで旨味を足してしまおう、と考えていたのですがそれらは全く必要ありませんでした。
いやあ、香味野菜の力ってすごいもんですね。出汁が出る出る。
ラウンドの白い皿にベビーリーフの緑とにんじんの赤という組み合わせでどうにもできの悪いお子さまランチみたいな見た目になってしまいましたが、野菜と肉の素材から出る出汁に赤ワインの風味だけというシンプルかつ大人っぽい苦味のある一品。よって子供受けはすこぶる悪そうです。そもそも子供向けの料理にはワインザブザブ入れないか。
とにかくお久しぶりです、のワインで週末。やっぱり一人晩酌にワインもいいなあとご満悦でうっかり杯を重ねてしまいそうになったけれどぐっとこらえて2杯にとどめたのでありました。やるじゃないか。
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