まぐろ尾の身塩焼き、小松菜の塩昆布和え献立。
鮪の尾の身って結構気軽に手に入るのだな、と。
築地市場の店なんかではステーキなぞになって出るのを見かける鮪の尾の身。結構豪快な見た目だし一人暮らしの食卓には縁のない食材だと思っていた、というかそもそも買って調理しようという頭がなかったのだけど、ばったり出会いうっかり入手。
こういうパーツって照り焼き的な感じも合うし、煮てゼラチン質とろりってのもそそられる。
けれどどうにも塩焼きに引っ張られてしまうのはシンプル調理好きの性、でしょうか。
尾の身塩焼き、小松菜の塩昆布和えで家飲み
- ぬか漬け
- 葱味噌
- 卵と葱のスープ
- 小松菜の塩昆布和え
ぬか漬け、葱味噌
本日のぬか漬けは蕪。この蕪で今年のぬか漬け生活は一旦終了です。このぬか床は結構持ちがよかったのでわずかな残りを越冬させて来季も使おうかと検討中。ぬか漬けに添えた葱味噌は先日の残り物です。
卵と葱のスープ
鶏がらスープに葱を加えて水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶き卵を流し入れふわっと固めたスープ。最近鶏がらスープベースの簡易汁物登場し過ぎですが、このとろみが寒い時期には妙にありがたくてね。
小松菜の塩昆布和え
茹でた小松菜を塩昆布、ごま油、ポン酢で和えたもの。ああ葉物をたっぷり摂れる幸せよ。
鮪の尾の身塩焼き
鮪の尾の身をフライパンで塩焼きに。割と厚みがあったので弱めの火加減で中までじっくり火を通しました。たっぷりの大根おろしとすだちを添えて。
メインが豪快なビジュアルと存在感なので、サブはあっさり控えめに。シンプルな塩焼きとはいえ脂でこってりくるかな?と思ったけれどぷるぷるながらヘヴィーさはなし。魚をちまちまほじくりながらの熱燗はたいそう結構なものですな。
前回鮪あらを焼いた時、その瞬間はさすがに匂いが充満したものの翌日には気にならなくなったのでまたもや果敢に挑戦。秋刀魚を焼くのは少々気がひけるけど、鮪ならセーフという謎の判断基準は何なんでしょうか。
塩焼きはもちろん魚が主役ではありますが、大根おろしなくてはその魅力も半減。柑橘をキュッと絞って大根おろしを山盛り添えたいので家で食べる時には嫌いな大根おろし作業を気合いで乗り切るのです。
写真では普通の感じですが、この倍以上おろしたからね、そしておかわりして全部食べたからね。
ああ大根おろしをもっと手軽に大量に作りたい。できるだけラクにすりおろせるようにおろし器に当たる大根の面を少なくするようにはしているけれどそれ以外の工夫や裏技って特にないですよね。
私が知らないだけ?
かといって専用機を用意するのはイヤでおろし済みの市販品などもってのほか。となるとやっぱり自分で頑張る以外ないよねえ。
頑張るったって5分かそこらの手間ですけども、今使ってるオーソドックスなおろし器は相当な年代もの。次回買い替え時には今時なヤツを選んでみましょうかね。何しろ大根おろしが登場する度に嫌だ嫌だ書いているので。
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