イカとわけぎの煮付け、三つ葉と揚げのサラダ、ぬか漬けで晩酌。
噂では関東が梅雨入りしたとかしないとか聞きましたが、夏は酒が旨くていいですね。
夏じゃなくて梅雨ですか。でも私梅雨あんまり好きじゃないんで気持ちの上ではもう夏ってことでやっていこうかなと。
というわけで夏は酒が旨くていいですね(2回目)。
暑い日のビールの喉越しは格別だしキリッと冷やした日本酒に合う肴を考えるものまた楽しい。そして夏の家飲みに欠かせないつまみといえば、アレですよ。
晩酌献立 イカの煮付け、三つ葉と揚げのサラダ
- ぬか漬け
- 新玉ねぎのオニオンスライス
- 焼きトマト
- 三つ葉と揚げのサラダ
- イカとわけぎの煮付け
ぬか漬け
ぬか漬け’16。
今年も始まりましたぬか漬けの季節。まだまだ慣らし運転中ですが蕪と蕪の葉で開幕です。
新玉ねぎのオニオンスライス
薄切りにした新玉ねぎを水にさらして鰹節を乗せただけ、のオーソドックスなオニオンスライス。酢醤油でいただきます。
焼きトマト
くし形に切ったトマトをオリーブオイルをひいたフライパンで両面焼いて粗塩と粗挽き黒胡椒を振ったもの。トマトもこれからシーズンですね。
三つ葉と揚げのサラダ
カリッと焼いた油揚げを細切りにして三つ葉と合わせたサラダ。ポン酢とごま油を合わせたドレッシングで。
イカとわけぎの煮付け
鍋に水、酒、みりん、醤油、千切り生姜を入れて煮立て、筒切りにしたスルメイカを加えてさっと煮て取り出します。イカの風味のついた煮汁で5cm長さに切ったわけぎを煮て最後にイカを戻し入れ温める程度に煮て完成。イカはぐつぐつ煮てしまうとやせて固くなってしまうので心持ち濃いめの煮汁でさっと煮るのがよいかと思われます。
イカと冷酒。うふふふ、いいですねえ。イカには大根とか里芋を合わせることが多いと思うのですが、なぜか私は葱系を持ってくることが多い。なんでだろう、多分実家がそうだったからかな。
しかしイカって地味に酒泥棒ですよね。なんというか大人の肴という感じ。肴は炙ったイカでいいって亜紀も言ってたし、ってこれ毎回書いてるな。いっそのことイカが出るたびに書き続けてやろうか。
さて今日の献立にはいろいろ理由がありまして。
まずオニオンスライスの酢醤油と三つ葉サラダのポン酢が被っているのは新玉ねぎの力を甘く見ていたゆえ。最初醤油だけで食べようとしていたのだけど、思いの外玉ねぎが甘くてこりゃ醤油だけでは戦えん、となり途中で酢を投入したのでした。いやあ新玉ねぎ恐るべし。
そして真っ赤なトマトは生で食べようと思って買ったのですがよくよく考えると冷菜ばっかりだなと方向転換。色も味も濃いなかなかいいトマトだったのでまるでトマトソースのごとき焼きトマトとなりました。最近粗塩と粒を荒く叩き割った胡椒が好きで仕方ありません。
ぬか漬けシーズン2016 開幕
そして今年も始まりましたぬか漬けシーズン。
昨年はあまりにも毎日ぬか漬けをつまみに呑んでいたものだからその筋ではすっかりぬか漬けの人として認識された感があります。どうもこんにちは、ぬか漬けの人です。
とはいえ私は割といい加減なぬか漬けの人で、何十年も育て続けて大切にしている糠床は持っておりません。冷蔵庫保存で上手に漬かる糠床が簡単に手に入るようになった今日この頃。ぬか漬けに適した野菜が美味しくて安い夏の時期だけぬか漬け人として活躍するズルいぬか漬けの人なのであります。
昨年はみたけ 発酵ぬかどこを使っていましたが、今年は昔よく利用していたたね坊の糠床を久しぶりに準備してみました。
去年も書いたのですが、このたね坊の糠床って糠床と冷蔵庫保存に適したタッパーがセットになっているんですね。それはすごく便利、なんだけど、普通サイズの冷蔵庫を持たない今の私にはこの小型タッパーでもちょっとキツイ。他のものが入らなくなっちゃう。かといってせっかくつけてくれたタッパー捨てるのも嫌だなあなんて考えてご無沙汰していたのですが、ちゃんとタッパーなしバージョンのお手入れセットってのも売ってました、そりゃそうか。
これを大きめのジッパー付き袋に移して冷蔵庫で保存する作戦で今年はいってみたいと思います。1kgと少なめだから、途中でまた足さなきゃだけどね。
まだ試運転中なので今年の糠床がどう育つかわかりませんが、一人暮らしの食卓に糠床があると本当に便利。ご飯のおかずにも、酒のつまみにもなるし、調理しなくても冷蔵庫で勝手に1品出来上がるのはありがたい。さらにはにんじんとか茄子とか大根とか野菜の切れ端がちょこっとだけ余った時にぽいぽい糠床に放り込めるので野菜が無駄にならないのも嬉しいのです。消費が追いつかなくて古漬けになったらそれはそれで別の料理に使えるしね。
というわけで今年もぬか漬けをつまみに呑む気満々。楽しい夏になりそうです。
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