晩酌献立 白菜のうま煮、塩蛸ぶつ。
白菜ももうそろそろ終了ですかね。
もうちょっと漬物が食べたいので白菜漬けの仕込みは確定。では本日のメインも白菜で一品、と考え豚肉と合わせてうま煮に。
以前も全く同じこと書いた気がしますが、うま煮ってたいした料理じゃないのに名前で相当得してるよなあなんて思いつつふと調べてみたら、うま煮とはそもそも煮しめとか筑前煮とかあっち系の煮物によく使われている名称だったのですか。
私はなぜかこういう八宝菜的料理全般をうま煮と認識しているのですがはて、原因はなんだろうか。
白菜のうま煮と塩蛸ぶつで家飲み
- セロリの浅漬け
- 野菜の味噌汁
- 甘長のおろし和え
- 塩蛸ぶつ
- 白菜のうま煮
甘長のおろし和え
素焼きにした甘長をおろしポン酢で和えたもの。
塩蛸ぶつ
蛸のぶつ切りをくれえそれも塩でくれえ、と、井伏的な感じで蛸ぶつはシンプルに粗塩で。柑橘があったらよかったなー。
白菜のうま煮
フライパンに油をひき、生姜の千切りを炒めます。香りが出たら塩、胡椒で下味をつけた豚肉を加えて炒め、薄切りのにんじんとそぎ切りにした白菜を加えさらに炒めあわせます。全体に油がまわったら酒と醤油を加え蓋をして蒸し煮に。白菜がくったりと柔らかくなって十分に水分が出たら水溶き片栗粉でとろみをつけて香り付けのごま油をたらして完成。
うま煮はご飯にかけても美味しいですよね。そういうや子供の頃は中華料理を食べに行ったら絶対に中華丼食べてたなあ。お店のは当然エビやらイカやらうずらやらいろいろ入ったもっと豪華版だったけど。
と書いていて気がついたうま煮の定義問題。私が八宝菜系料理をうま煮と認識しているのは地域性もあるのかもしれない。
何しろ中華料理店がやたらめったら多い場所で育ったので、たくさんあったいきつけのお店の中には八宝菜を「うま煮」と呼んでいた店もあったんじゃないかなあ。そして給食にもうま煮があったし。残念ながら給食のうま煮は全然うまそうな見た目じゃなくって児童からは嫌われていたけれど、今食べたら多分それなりにうまいんだろうな。
しかし蛸ぶつに甘長にうま煮って季節感ゼロですね。食べたいものをただ並べただけの献立といった感じがありありと。
食育的には0点な感じのメニューですが、大人の特権ということでどうか許してくださいませ。
関連記事
-
-
沖縄の酒 黎明 本醸造で晩酌 ソーキと大根のスープ煮、れんこんの黒酢炒め献立。
約2年に渡り続けてきた日本全国酒巡り、いよいよ完結です。 関連 勝手に日本酒全国ツアー
-
-
休肝日ごはん 納豆チャーハン、白菜の黒酢スープ献立。
休肝日の晩ご飯、またまたチャーハンの登場です。 前回はシンプルの極みでしたが、今回は具
-
-
キャベツのわさび白和え、豚肉と白ねぎの梅蒸し献立。
もともと凝った料理を作らない、作れない人間なのですが、ここのところ食のシンプル化が加速して
-
-
豚肉とごぼうの柳川風、かぼちゃとわかめの味噌汁献立。
ごぼうって、面倒な野菜だと思っていました。 他の野菜と比較すれば一目瞭然、相当量の泥が
-
-
鳥豆腐、青菜ときのこの柚子味噌和え献立。
先日「鳥豆腐」を検索してここにたどり着いたとのコメントを頂戴しまして、そういうのなんかうれ
-
-
台湾一周 鉄道駅弁一人旅 その4. 台南駅 台鐵素食便當。
台南での街歩きを堪能した後、ここからの経路を考える。 当初のなんとなくの予定では台南の
-
-
アンチョビブロッコリー、具沢山納豆献立。
ブロッコリーにアンチョビの組み合わせは白ワインの鉄板つまみですね。 が、今日は日本酒で
-
-
紅芯大根と貝割れのサラダ、粕汁献立。
昨日と内容はほとんど変わらない晩酌献立ですが、せっかく写真があるので書いておきましょう。
-
-
素焼きアーモンドを食べ比べてみた。
素焼きアーモンドなら1日20粒くらい食べてもいいということを知りました。 参考 おやつ
-
-
ビビン麺定食で南の島を思い出す不思議。
ポッサム活用献立その2です。 お盆時期に煮た豚かたまり肉。当日は葉っぱで巻いてむしゃ
- PREV
- 執着心の強い女の持たない暮らし。
- NEXT
- バブーシュの寿命で思う、小さな暮らしと大きな暮らし。