白菜漬けの卵炒め、トマトとわかめのサラダで家飲み。
夏場はぬか漬け、冬場は白菜漬けが最も手軽で便利で使える漬物だと思っています。
よって、現在は白菜漬けがつまみとなることが多いのですが、しっかり漬かりきった白菜漬けを見ていてふと思い出す。
そういや、漬物ステーキ、みたいな料理があったよな…。
遠い昔に試したことがあったような気もしますが、ここしばらくはその存在すらすっかり忘れておりました。
白菜漬けの卵炒めの献立
- 水菜漬け
- 塩鮭と野菜の味噌汁
- わかめとトマトのサラダ
- 白菜漬けの卵炒め
水菜漬け
ざっとお湯をかけてしんなりさせた水菜を塩もみして昆布と唐辛子と一緒に漬けたもの。基本的には白菜漬けと同じ仕込みかたですね。
塩鮭と野菜の味噌汁
昨日の煮物の残りに拍子木切りの大根を加えて味噌汁にしたもの。
わかめとトマトのサラダ
生わかめ、スライス玉ねぎ、角切りのトマトをおろししょうが、醤油、酢を合わせたドレッシングで和えたもの。ノンオイルでもトマトの旨味が効いて食べ応えあり。
白菜漬けの卵炒め
白菜漬けは水気を絞って一口大に切り、薄切りにした人参と一緒にごま油で炒めます。人参がやわらかくなったら醤油で味付けし溶き卵を投入。酒を振り入れてざっくりと混ぜ、卵がふんわりと固まったら完成。さらしネギと鰹節を乗せて。
漬物を炒める。メジャーどころでは豚キムチなんてのもありますが、まあ不味いわけがありませんわね。バターを使うレシピが多いようなのだけど、ちょっと重いかなと思って今回はごま油で。これはおかずじゃなくて完璧酒のつまみだなあ。
漬物を炒めて卵でとじる「漬物ステーキ」略して漬けステは岐阜県飛騨地方で食べられている料理だそうで。
飛騨地方では昔から漬物を焼いて食べる習慣があった。極寒の冬の貴重な食料であった漬物が野菜としての役目を果たしており、凍りついてしまった漬物を解かすために囲炉裏で朴葉に載せて焼いた料理法が始まりである。また、古くなってしまった(熟成が進んだ)漬物の再利用という面もある。飛騨地方の居酒屋では人気の定番メニューである。(wikipedia)
ああ、やっぱり居酒屋定番メニューでしたか。納得。バターをつかったり味噌や胡椒で調味したり、と、各家庭や店によってレシピはいろいろあるそうな。
どうも私はこういう郷土料理の類に憧れる傾向がありまして。きっと自分の生まれ育ったところには他所に比べて特徴のある郷土料理がなかったからなんだろうな。
白菜漬け好きとしてはたくさん作り過ぎてもこうして別の形にて消費できる知恵はありがたい。漬物ステーキ、今後もお世話になりそうです。
といってもホンモノを食べたことがないので飛騨の居酒屋のそれがどういうものなのかはわかりません。シンプルな食べ物だからおおよその予測はつくものの、いやいややっぱりバターでしょとか紅生姜はどこだとかおまえの作ったソレを漬物ステーキとは呼ばせん、などなど地元の方々からの厳しいご意見がありましたらじゃんじゃんお寄せいただきたく思います。
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