人参の葱塩炒め、白菜のサラダ。
大根おろしが苦手だと再三書いていますが、千切りも好きではありませんでした。
何しろ、手間なので。
簡単に千切りができる専用のカッターもあるのでしょうが、店でも出しているならともかく、一人暮らしで専用機器を導入するほど大量に千切りすることはない。それでもやっぱり千切りじゃなくちゃ成立しない料理って多々ある。
というわけで諦めの境地というか、もう受け入れるしかあるまいと覚悟を決めて千切りと向き合うようになってからというもの、以前ほど敬遠しなくなりました。特に硬い人参の千切りは鬼門だけれど、しっかり切ればちゃんと美味しく出来上がるもんね。
人参の葱塩炒めで晩酌
- 糠漬け
- 白菜のサラダ
- 焼き油揚げ
- 人参の葱塩炒め
- 鶏じゃが
糠漬け
本日の糠漬けは大根、オクラの2種。人参がないといきなり見栄えが渋くなりますな。
白菜のサラダ
千切りにした白菜を水にさらし、しっかり水を切ってオリーブオイルで和えます。塩昆布、鰹節、すりゴマをたっぷりのせて、醤油をほんの少し垂らしてすだちを搾っていただきます。
焼き油揚げ
パリッと焼いた油揚げにさらし葱、黒七味、酢、醤油を混ぜたものをのせて。
人参の葱塩炒め
千切りの人参を油を引いたフライパンで炒め、塩、酒で味付け。最後に薄切りの葱を加えさっと人参に香りを移したら完成。
鶏じゃが
こちらは先日の残り物。出汁たっぷりで体温め要員としても活躍。
あら、人参だけじゃなくて白菜も千切りだった。でも、白菜は柔らかいから全く苦にならないなあ。
人参の炒めものは「ウー・ウェンの野菜三昧の愉しい日々」が元ネタ。ちょっとした賑やかしとか彩りとか、いつもなんとなく脇役になりがちな人参が一気に主役に躍り出る優秀なレシピ。そうそう、人参っておいしいんだよね、としみじみします。
そして白菜。もうそろそろ安く出回ってくるでしょうか、冬場は半端なくお世話になる野菜のひとつです。
しっかり火を通してとろりとした甘さを楽しむのも大好きだけど、こうやって生で食べるのもおいしいよねえ。深いお皿に山盛り作ったけれど、この倍量でも余裕で食べられたな。今回はたまたますだちがあったので使いましたが、酸味はレモンでも酢でもOKです。
いずれも材料をあれこれ揃えなくていいのが嬉しい野菜料理。材料ひとつとかふたつで作れる料理って手軽なつまみで晩酌したい派にとってはものすごくありがたい存在なのです。
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