1人暮らしの魚レシピ 9/17 鯖と葱の酒蒸し、小松菜とちくわの辛子和え。
スーパーに一歩足を踏み入ると、そこは冷蔵庫でした。
あまりに寒いのでパトロールする気力もなく、目に付いたごま鯖をひっつかんで即レジへ。
レジのお姉さんがたの足元を見てみると、早くもストーブの姿が。
生鮮食品扱ってるから設定温度低めなのは仕方ないけれど、スーパー勤務って寒がりにはかなり大変だと思う。どうぞご自愛のほど。
鯖と葱の酒蒸しで晩酌
- 糠漬け
- 大根のスープ
- 葱と卵の炒め物
- 小松菜とちくわの辛子和え
- 鯖と葱の酒蒸し
糠漬け
今日の糠漬けはにんじん、かぼちゃ、大根、オクラの4種盛り。オクラはもうそろそろ終了ですかね。
大根のスープ
サイコロ状に切った大根を鶏ガラスープで柔らかくなるまで煮て葱を加え、水溶き片栗粉でとろみをつけたもの。見た目も味も地味なもので、胡椒を強めに振ってアクセントに。
小松菜とちくわの辛子和え
茹でた小松菜とちくわを同じ長さに切りそろえて辛子を溶いた出汁醤油で和えたもの。
鯖と葱の酒蒸し
塩を振って霜降り処理をした鯖を昆布をひいたフライパンにのせ、しょうがの薄切り、塩、酒を振りかけて火にかけふんわりと蒸します。最後にたっぷりの白髪葱を加えて完成。葱はシャキシャキ感が残る程度が美味しい。このままでも、柑橘を絞ったり、ポン酢、しょうゆをつけても。
ごま鯖って安いけど脂のノリがいまいちで不人気な印象がありますが、脂=美味さってわけでもないからねえ。牛霜降りと赤身肉、鶏もも肉とささみの違いというか。いや、それはちょっと違うか。とにかく淡白なものはその淡白さを活かした食べ方をすればいいよね、ってことです。
塩焼きなんかはやっぱり脂が乗っていたほうがわかりやすく美味しいと思うのだけど、こうしてふんわり蒸して美味しい蒸し汁に浸して野菜と食べると日本酒にはピッタリくるし、もっと食べ応えが欲しいときは衣つけて揚げたり、オリーブオイルとにんにくでソテーにしたりするといいかもしれない。
と、妙にごま鯖を擁護するのは近所の店で半身で売られていることが多いゆえに一人暮らしには使い勝手がイイ、というのが一番の理由なんですけどね。ありがたや。
鯖をつつきながらのお酒はひやでしたが、そろそろお燗が恋しい季節だなあ、と、改めて眺めてみると魚に卵に練り物に、と、ややタンパク質過多な献立になってしまった。
さらに、葱だらけメニューでもありました。
関連記事
-
-
塩鮭と白菜の酒蒸し、ゆずかぶらで晩酌。
実際の体温上昇云々は別としても、白菜は暖をとる野菜だよなあと感じます。 冬の野菜だから
-
-
鶏豆腐、海老のナンプラー風味サラダ献立。
寒くなると三州屋風鶏豆腐を家でもちょくちょく作ります。 メインはもちろん鶏肉と豆腐、
-
-
焼き鳥、鶏皮とキャベツのスープ。
料理記事を書くのはなんだかちょっと久しぶりですね。 今年に入ってからうろうろしていたの
-
-
一鶴(いっかく)で骨付鳥にかぶりつく 高松弾丸日帰りの旅 その4。
日帰りの旅に関わらずなぜか長々と書いてしまった高松旅行記。 関連 神戸からジャンボフェ
-
-
生ひじきの卵焼き、肉団子と大根の味噌汁献立。
初めに謝罪をします、すみません。 残っていた生ひじきと卵を混ぜて磯の香りの卵焼きに仕立
-
-
豆苗の冷しゃぶ、きくらげとザーサイの卵スープ。
献立には焼いたものとか煮たものとかいろいろあるほうがいいよね。 などと書いたそばから焼
-
-
イカゲソ黒七味炒め、キャベツと人参の温サラダ献立。
珍しく食べたいものがわからないという感覚に陥る。 朝起きた瞬間から今宵の晩酌について考
-
-
なすと春雨のバジル炒め、モロヘイヤとトマトのスープ献立。
先日コメントでも触れましたが、ネバネバぬるぬるしたものが好きです。 野菜ならオクラ、空
-
-
焼き大根、ピーマンの丸煮で晩酌。
焼き大根、ピーマンの丸煮。 地味野菜ばっかりじゃないかこの草食が、と罵られそうな献立で