こなれた着こなし、ユニクロ着てて恥ずかしくない?

公開日: : ファッション

ny_dt_3

こなれた着こなしとかこなれ感なる、それは一体どういうスタイルのことを指しているのでしょうかというワードがあります。

そしてそれらは主にファッション誌などでここのところよく目にするような気がしていて、なるほど、今の時代らしい言葉なのだろうなと思うわけです。

ファッションは多様化を極めていて、おしゃれ、と一口にいってもジャンルは把握しきれないほど多く、おしゃれな人の定義はジャンルによって異なる。

しかし、どんなスタイルを好む場合でもこなれている人はカッコよく見えるのかなと。

ユニクロばっかり着て、恥ずかしくない?

私と同年代の友人が、服はほぼユニクロのものしか持っていないという会社の若い後輩に

「ユニクロは人とかぶりやすいから、そういう時恥ずかしくない?」

と聞いたところ

「みんなが着てる=ダサくないってことだから、人とかぶるユニクロはむしろ安心する」

と返ってきて激しいジェネレーションギャップを感じたとうなだれておりました。

関連 少ない服が新鮮に思えるのは、おばさんだけ。

流行り物だからと安易に手を出すのはイヤだけど、他の誰かが着ているからという理由で自分が好きなものを選ぶことを我慢するのもおかしいよね、という考えに至った私ではありますが、その発想はなかったわ。

関連 洋服かぶり問題に関する個人的な考察。

そうか、安心感か。この後輩くんがたまたまそういう考えなだけで、今の若い人がみんなユニクロを安心の種として使っているのかどうかはわからないけど、なるほどなあと。

こなれた着こなしを目指すライフハック

同じユニクロでも、「こなれた」着こなしでうまく自分のものにしている人もいれば、そうでない人もいる。究極の没個性、シンプルなアイテムこそがおしゃれだという昨今の風潮の中、ユニクロには使えるアイテムが多いのだろうけど、じゃあユニクロを着ていさえすればおしゃれに見えるのかといえばそうはいかない、というか、めちゃくちゃ難しい。

そう考えると前出の若者のユニクロ着てればダサくないから安心説は崩壊するのだけれど、これって別にユニクロに限った話ではなくて、誰が着てもおしゃれに見える服、なんてものはやっぱり、ない。

関連 私を幸せにしてくれるブランドのちから。

じゃあどうやったらこなれた着こなしなるものができるのよ、という話ですが、結局のところ服を着続けるのが最も確実な学習方法なのだろうなと。

ただ着るだけなら昨日生まれた赤ん坊からワシャいつ迎えが来ても後悔せんわいと腹をくくっている爺さんまで誰でも着ていますけどもそうじゃなくて、洋服を着る行為に興味を持ち、自分のものにするためにはどうしたらよいか、を考えながら着続ける。さらには、自分のことをよくわかっていて、キャラや体型、姿勢などのクセに合わせたアイテム選び及び着こなしができる人は、洋服をさらりと、いとも簡単に自分の味方につける(ように見える)。それがこなれ感なるものを演出しているのでしょう。

いや、知らんけど。

関連 シンプルなファッションはつまらない。

「足首見せテクでこなれ感アップ」
「プチプラでも高見えするアイテムは?」

みたいな小手先テクニックを拝借しつつその場しのぎをし続けるのもひとつのライフハックだけど、割と本気で服が好きで、着るのが好きで研究に余念のない人や、そもそも服にはさほど興味がないけれど内面の成熟度が凄い人は、だいたいみんな見た目もこなれてくるなと感じる今日この頃。どんなブランドを着ていようがあまり関係なくて、着こなしどうこのレベルじゃなくて、なんせ人間がこなれている。

ミニマリストの持たない暮らし

長々と書いておいて今更こんな事言うのはアレですが、こなれ感に関する私の認識がズレている可能性もなきにしもあらず。ただ、おしゃれであれこなれ感追及であれスポーツであれ勉強であれ仕事であれ、なんでもコツコツと続けていたことをやめてしまえば途端に力が落ちてしまうよなあと実感中。足りない。良質なインプットが圧倒的に足りない。

 




関連記事

帽子はいくつ必要か。

帽子が欲しいです。 と、書き出して考える。以前は毎日のように帽子を着用していたけれど、

記事を読む

夏のスカートコーディネイト、旅のお供の優秀アイテム。

By: Jane Rahman[/caption] 本日は久しぶりにスカートで外出です。

記事を読む

金属音が響き渡る靴、ヒールのかかとは早めに直したほうがいい。

モノは少ないけれど物持ちはいい私。 気に入ったものは長く使いたいので、不具合が生じた場合ではでき

記事を読む

最小限の洋服で身軽におしゃれ、旅の持ち物リスト。

重いものを持つのがとにかくキライな私。旅の荷物はできるだけ少なく、軽く、コンパクトにまとめた

記事を読む

ミニマリストの部屋着(冬編)

本当は12月に入ってから書こうと思っていたのですが、本日あまりに寒いのでもう冬が来たってことでい

記事を読む

洋服を捨てる基準とコツ。ルールを決めて洋服を減らす方法。

冷徹な目線で何もかもばっさばっさと捨てているように見えるかもしれませんが、自分が好きな分野の

記事を読む

40代ファッション

2017夏コーデ、捨てても捨てなくても大丈夫。

ふと気付けば、この夏やたらめったら多用しているコーデがあります。 お出かけ気分の時はほぼこ

記事を読む

気になる部屋の匂いを消す方法。

By: Diego Torres Silvestre[/caption] 今の季節は在宅時に

記事を読む

旅の準備

旅の荷物を減らすコツは、荷造り前のひと手間にあり。

By: jessicahtam[/caption] 旅は好きだけど旅の準備が苦手、と散々言い

記事を読む

春の初めのコーディネイト

40過ぎたら年考えて服を着ろ、の理由。

先日、某webメディアに掲載されていた40代の女性が着てはいけないTシャツ云々の記事が轟々と

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

遊んで暮らしたい50代が今なお働く理由。

ここのところ、公私ともに文章を書く量がめっきり減りました。

ミニマリスト主婦はよく食べる。

連休中は実家に帰省しておりました。 ここ数年は年末年始

AI時代に人間が文章を書く意味はあるか。

「ほら、こういうの、今ならAI使ってちゃちゃっとできますよね

白海老、ブラック、日本海。富山一人旅で行ったところ、食べたもの その1。

もうこのまま旅記録を書かずに終わるのではなかろうかと思われた

祝・越冬!エアコン不使用を貫いた冬の光熱費。

いやあ、呑気に仕事したり酒飲んだりしてたら、あっという間に春

→もっと見る

PAGE TOP ↑