付かず離れず、程よくヒールと付き合いたい。
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ファッション
背があまり高くないこと、デザイン的にかかとのある靴が好きなこと、何よりスタイリングのバランスがよくなること。
ヒールのある靴を好む理由は他にもたくさんあります。だからこそ数年前まではほぼ毎日ヒールのある靴を履いてたわけですが、ここのところはさすがに毎日とはいかなくなってきました。
もともと腰があまり強くないこともヒールを敬遠しはじめたきっかけのひとつなのですが、当たり前のようにヒールを履く生活から一定期間遠ざかっていたことが一番の原因でしょう。
ヒールのある靴を常用する生活は体に負担をかけてしまうことは間違いありません。このままなんとなく疎遠になるのもタイミングなのかな、などとも考えていたのですが、ここのところまた少しづつ「リハビリ」としてヒールを履く機会を増やしています。
それでもヒールを履く理由
年がら年中腰が痛いと言っている人間がヒールを履くとは何事か、と思われるかもしれませんが、私がそれでもヒールを履きたいと思う理由は何なのか整理してみました。
このまま履けなくなりたくない
この年でヒールを履いて出かけること自体を億劫に感じてしまう現状に少々危険を感じています。
昔のように1日中ヒールで歩き回ることはできなくても、毎日じゃなくても、ヒールを手に取ることを避けずにいられるようにしたいなと。そのためには、やはり体幹を鍛えないとダメですね。
筋トレの一環
スニーカーやサンダルと比べて、ヒールで歩くのは格段に疲れます。
だからこそ、ヒールを履くと浮腫む、無駄に筋肉が鍛えられてしまい逞しい足になってしまうと言われるわけですが、正しい歩き方を意識すればヒールを履くことによって普段ゆるゆるにたるんでいる筋肉を使うことも事実。筋力アップの一環としてのヒール効果に密かに期待しています。
緊張感の演出
正しい姿勢で歩くことにつながりますが、私の場合ヒールは自分自身に緊張感を与えるスパイスの役目を果たしてくれているようです。
そんなもんヒールに頼るなよ、とは思うのですが、スニーカーの時とヒールの時ではやっぱり気分が違う。これは転んで怪我をしないように、とか、階段の上り下りに気をつけなければ、などという安全面での緊張感はもちろん、美しい姿勢で歩こうという意識が高まるという意味でもあります。
もうヒールなんて疲れるものはやーめた、と言ってみたり、やっぱりもう少し努力しようと言ってみたり。
なんだか考えがコロコロ変わるこの頃ですが、
「何を着てもしっくりこない」
症候群に襲われる40代のファッション、こうしてあちこち揺れ動くのも当然のことなのかもしれません。
まあ、いいや。揺れながら日々考える。
今後は長時間でない外出の時やさほど歩き回らない予定の日を狙ってヒールを投入していく計画です。
体に負担をかけてまで必死になっておしゃれをしようとは思いませんが、好きなアイテムとはこれからも付かず離れず依存せず、の末長いお付き合いを心がけたいと現時点では考えています。
ヒールも履けるうちに履いとかないと、ね。
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