台湾一周一人旅 国立美術館に高美湿地、台中で行ったところ。
台湾2都市目、台中に到着しました。
台北をほとんど見ずに移動してしまったので台北と比較してどうこう、という感想がないのですが、なんとなくのんびりしたところだなあと駅前で既に感じる私。
細かい内容はまた改めて書くとして、まずは台中滞在中に行ったところ、食べたものなどをザッとまとめておこうと思います。
台中駅付近
台中市(たいちゅうし、タイジョンし、中国語:臺中市、英語:Taichung)は中華民国の直轄市。2010年12月25日台中県と台中市を合併して、新たに中華民国の直轄市となった。人口はおよそ271万人、台湾第三の都市で、台湾中部に位置している。(wikipedia)
どうしても「タイチュウ」と読んでしまうけれど正しくは「タイジョン」なのですね。台湾の地名は漢字表記なので理解も記憶もしやすいのはありがたいけど正式名称とごっちゃになる弊害も。これって小さい時から大量のカタカナ英語が染み付いてていざ改めて英語を学ぼうとしたらちょっとした名詞でも覚え直すハメになるのと似てるよねえ。電子レンジはレンジで通じるでしょ?え?microwaveってなに?みたいな。
よって、現地入りしてからは日本語読みを無視して現地の音を記憶するようにしました。駅名くらいは正しく読めるようになりたいもんね。
ところで駅前に大量の回転焼き屋台が出ていたのはなんなんでしょうか。台中以外ではあまり見かけなかった光景です。
台中名物に「太陽餅」という焼き菓子があるらしく、あちこちで販売店を見かけたのだけど、それと関係しているのかな。いや、単にどっちも丸いってだけで言ってますが。
台中市内の移動手段
台中滞在時は徒歩とバスを駆使して散策、タクシーは殆ど使いませんでした。台中駅から歩いてすぐのホテルだったので路線図が頭に入っていなくともとりあえず台中駅行きのバスに乗れば宿に戻れたのはラッキー。バスはコンビニで購入したICカードをピッで乗れるし、さらに近距離だと無料というありがたさ。バス無料ってちょっと意味わかりませんが。
台中に限らず、バス停ではフリーwifiを拾えることが多かったので、「台灣公車通」というバス路線アプリが結構役立ちました。
台中で泊まったところ
台中駅徒歩5分程度の位置にあるCHANCE HOTELに泊まりました。
駅が近いというだけでさして期待もせずに選んだホテルでしたが、空いていたからかものすごく快適な滞在になりラッキー。
今回の台湾一周で泊まったホテルについては旅を終えてから改めてまとめたいと思います。
※追記 書きました。
関連 台湾一周一人旅 台中、嘉義の不思議なホテル。
台中で行ったところ
旅行に出ても精力的な観光名所巡りをさほど好まない私。それでもせっかくの台湾一周、それぞれの都市の違いを目で見て肌で感じたくて、いそいそと街を徘徊します。今試される我が散歩力。
台中駅周辺散策
台中駅からすぐの位置にあるスイーツ店、宮原眼科。
1920年代に日本人医師がこの場所で眼科を開いていたのだとか。以降長年放置されていた当時の建物を大手製菓会社がリノベーションして新たなスポットとして生まれ変わったそうな。外観も内観も古めかしくも美しく整えられていて素敵。
この時間にそんなに食べたら夕ご飯入らなくなってお母さんに叱られるからね?というボリュームの山盛りアイスを求めて長蛇の列ができておりました。並ぶのが苦手な方は比較的空いている夜が狙い目かもしれません。
ちょっとなんて読むのかわからないけど、確か民族路沿いにあったこじんまりとしたセレクトショップ。
アクセサリーや器など、若手のクリエイターの作品を取り扱っているようです。店の奥は工房になっていて、ワークショップなんかもやってるみたい。
常に後を付いて回り隙あらば舐めまわそうとするトイプードルと遠くからこちらを凝視して一歩も動かないチワワという対照的な2匹の看板犬の存在も記憶に残るところです。
こちらも駅近くにある継光商店街なる場所。
飲食店街があるのですが、ここが思いがけずベトナム街。
バインミーの屋台とかも出ていて、台中にいながらにしてホーチミン気分が味わえます。
国立台湾美術館
台中駅駅前から出ている71番のバスに乗って10分程度の位置にある国立台湾美術館へ。
近くだしせっかくだからちょっと寄ってみようかな、程度の軽いノリで行ったのですが、これが大正解。めちゃくちゃ楽しかったのです。
現代美術や廃棄された電化製品を使ったアート作品、子供向けの展示など盛りだくさんの内容でみっちり見回っていると足がパンパンになるほど充実した内容でした。たまたま企画が当たりだったのかもしれないけれど、これが無料で楽しめるってすごい。
美術園通
国立美術館前の通りは美術園通と名付けられた緑地になっていました。
散策に最適な静かな通り。
この通り沿いにある品虹橋というレストランがいい雰囲気だったので入ってみると予約だけで本日は満席、とのこと。そんな人気ある店だったんだ…小籠包食べたかったなあ。
20號倉庫
アートつながりで、駅前にちょっと面白いスペースもありました。
20號倉庫芸術特区。台中駅のメイン出口、前站ではなく裏側の前站出口出てすぐの位置にある空き倉庫をクリエイターがギャラリーとして使用している模様を一般開放しているようです。
実際に制作活動を行っている様子を覗いたり展示物が見れたり、というのがウリのようなのですが、残念ながらこの日は常駐クリエイターがほとんどおらず。
駅の目の前なので時間があったらふらっと寄ってみると思わぬ出会いがあるかもしれません。
高美湿地
台中からちょっと遠出して行ってきましたアジアのウユニ塩湖、高美湿地。
あまりアクセスの良くない場所で行き方がわかりにくという情報もあったので面倒くさがりの私は行くかどうか少々迷ったのですが、出かけてみれば全く迷うことなくスルッと簡単に到達できました。
もちろん足元はギョサンで。湿地ですからね、足ドロドロになりますからね。
雲が多くて最高のコンディション!とまではいかなかったけれどこの幻想的な景色に満足。
ウユニ塩湖には行ったことがないので比べられないけれど、台中滞在時に天気が良ければ出かけてソンはないスポットかと。台中から高美湿地までのアクセスに関してはまた改めて詳しく書きます。
※追記 書きました
関連 高美湿地へのアクセス方法。
中華路夜市
あまり食べるものもなく、酒も飲めない、とわかっていながら何故か行きたくなる夜市。台中では逢甲夜市というところが一番大きいらしいのだけど、どちらかというと観光スポットよりローカルエリア好きな私は駅からバスに乗って中華路夜市へ。屋台の灯りを眺めながら沿道の食堂でビールを呑みました。瓶ビール大好き!
青菜炒めともう一品、おじさんのおすすめ品をいただく。
牛肉炒め。って、青菜かぶり甚だしいわ!って感じなのですが、菜っ葉の種類も味付けも違ったので良しとしましょう。相変わらずちょっと薄い?とは感じるものの、甘さはなくて野菜たっぷり嬉しい晩ご飯。
忠孝路夜市
で、翌日の夕食に狙っていたレストランに20:00過ぎに行ってみると既に終了。台中の夜は早い。ということで足を伸ばした忠孝路夜市。
ご近所さんがバイクでガンガン買いに来ていたお店で小籠包が食べられなかった切なさを埋めるようにオーダー。
小籠包って書いてたけどこれ、小籠包じゃないよね、肉包だよね。でもこれはこれでアリです。神戸・元町の老祥記を思い出すガツンとした餡が美味い。
他にもいろいろ行ったけど台中は店が閉まるのが早くて食事にちょっと苦労しました。日没の時間を狙って高見湿地に行くと戻ってきたらどうしても遅くなるからね。こういう時は夜遅くまでやっている夜市ってありがたいなあと実感したのでした。
以上超駆け足の 台中サマライズでした。台中を経てまだまだ南下しますよ。
関連 台湾一周 鉄道駅弁一人旅 その2. 台中駅 照燒醬雞腿便當。
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Comment
去年台中に行ったので、懐かしく読ませていただきました。その時は友達と行ったのですが、crispyさんのを読んで、ぶらりひとり旅もいいなあと。美術館もいいですね。
それから、他の人からもご指摘あったかもしれませんが、もしかしてここは高「美」湿地では?
(上記、公開しなくていいですよー)
バジルさん
!!ありがとうございます、こっそり訂正いたしました。
誤字脱字はいつも読者様にご指摘いただき発覚してひっそり直しておりますので有難いです。
ぶらり一人旅、気楽でいいのですけど計画性がないもので本当に適当すぎて困ります。明日の宿、さっきようやく手配しました…。