フィリピン セブ島で1週間の親子留学を体験してきた。

公開日: : 最終更新日:2016/08/02 旅人への道, 英語

パシフィックセブリゾート プライベートビーチ

今回フィリピンに渡った理由のひとつは親子留学プログラムに参加することでした。

親子留学を体験、といっても子供がいない私は当然単身での参戦。
ちょうどセブ行きを検討していた時期が以前ここでも書いた親子留学プログラムの開催期間と重なっていたこともあり急遽見学させてもらうことになりました。

参考 21世紀の英会話 高城剛氏はなぜこの本を書いたのか。

高城剛氏が2013年に英会話に関する書籍を執筆したきっかけとなったある家族の挑戦は現在も続いているのです。




パシフィックセブリゾートで英語を学ぶ1週間

セブ島 親子留学

さて、今回の親子留学プログラムの開催場所となったのはマクタン島にあるパシフィックセブリゾート

そうです。私がマクタン島にステイしていたのはこの親子留学プログラムに参加するためだったのです。

参考 パシフィックセブリゾート滞在記録 2015。

南国リゾートらしい白を貴重としたインテリアのレセプションとレストラン。その向こうにキラキラと輝く青い海…!

素敵な休日が過ごせること間違いなしのこの環境で、今回参加した5歳から12歳の5人の男の子(たまたま今回は全員男の子でした)に課せられた使命は遊びではなく英語学習。

「な、なぜ、こんな目に…」

強い日差しを受けキラキラと輝くプールを見つめながら講師との英会話に奮闘するわが子の姿を見て高笑いするお母さんたち。

…なんて言ってますが決してスパルタなわけでも子供たちを一切遊ばせないわけでもありません。

しっかり勉強した後はみんなで海やプールで気が済むまで遊んで、おなかいっぱい食べて、疲れ切ってぐっすり眠って、というとても健康的な日々。
同じ年頃の子供たちと1週間生活を共にするという合宿のような環境に子供たちはいささか興奮気味で小さな喧嘩もたくさんしていましたが(おもちゃの取り合いとかね)子供らしいはしゃぎっぷりにこちらもテンションがあがります。

こんな環境なら勉強嫌いの子供でも楽しめそう。夏休みや春休みの家族旅行の行き先候補に十分なり得るでしょう。うん、普通にマクタン島のリゾートホテルに泊まるだけよりもこっちのほうが楽しそうだ。

セブ島親子留学のカリキュラム

セブ島親子留学 カリキュラム

さて、肝心のカリキュラムは以下リンク先の通り。

参考 Weekly Schedule (はじめての親子留学セブ島えいご体験プログラム)

ご質問の中には「できるだけ多くマンツーマン・レッスンを受けさせたい」というご要望もあります。同じお金を払うならレッスン数は多い方がいい、と考えるのは自然なことです(私自身がまさにそうでした)。でも、子どもの英語力を上げたいばかりに、長時間の勉強を無理強いしても、逆効果にしかならない。

解説のように、申し込み時にはもっと授業数を増やしたいと言われる親御さんが多いそう。そりゃあわざわざセブまで行くわけですから、少しでもたくさん勉強させたいと思うのは当然のことでしょう。
でも、実際に異国の地で英語に取り組む子供たちを見ていると、コマ数が多ければいいというものでもないと実感しました。

短期留学でスパルタ式に詰め込めば英語が上達するのは大人の話。小さな子供に無茶なカリキュラムを強いればたちまち英語が嫌いになってしまい、帰国後は一切英語に関心を持たなくなること請け合いです。

それじゃあセブまで来て留学を体験する意味がない。

1週間の滞在で子供の目標とすべきは多くの単語を記憶することでも、完璧な発音を目指すことでもなく、とにかく英語にポジティブなイメージをつけること。そして、英語で外国人とコミュニケーションが取れる楽しさを体験すること。

暗記や発音の「勉強」だけなら家庭でもできます。親子留学は異国の地で、いつもと違う環境で短期間とはいえ英語を使った「生活」ができるチャンス。ここでしかできない体験を通して英語を学ぶモチベーションに繋げられればしめたもの、です。

5歳児の英語レッスンの様子

oyakoryugaku5

このプログラムではマンツーマンレッスンだけでなく、同じ年頃の子と一緒に学ぶグループレッスンや遊びながら英語を学ぶワークショップなどが用意されています。

小さなお子さんのいるご家庭ならわかりすぎるほどわかると思いますが、5歳児に英語を教えるのって大変です。そもそも、5歳男児が集中して椅子に座ってられる時間なんて限られている。彼らは常に宇宙からの電波を受信しているかのごとく、思いついたら思いついたように動く。

その5歳児に対して50分間「英語で」レッスンをする講師の根気強さたるや。

oyakoryugaku3

思い思いに動く5歳児らに困惑気味のJames先生。

セブ島 親子留学

懸命に子供らの興味を引きつけようと奮闘中。

oyakoryugaku4

誘導に成功した後はこの通り、突然集中力を発揮する子ら。
他の子が隣にいることで競争心に火がついたのか、この後アルファベットと単語発音の練習はかなり白熱したものになっていました。

もちろん講師はプロフェッショナルなので幼児の突飛な行動や集中力のなさなんて承知の上ですが、それでも1週間言葉の通じないパワフルな子供たちとみっちり付き合うのは相当な労力を要すると思われます。

この辺りは子供の世話をするのが好きなフィリピン人の適性が活かされているよう。もちろんみんながみんな子供好きではないですが、子供に構うのがとにかく好きな人がおおいですからね、フィリピン人。

さて、大変なのは5歳児だけではありません。

今回最年長だった12歳のお兄ちゃんは既に難しいお年頃。日本でも勉強をしていたことからある程度の英語は理解できるものの、若くてかわいらしいフィリピン人講師とのコミュニケーションにテレがあるのか、その表情は人形の如く固まったまま。

「あの子ニコリともしなくて先生に申し訳ないわ…」

お兄ちゃんの初レッスンの様子にお母さんも少々不安げでした。まあ、最終日にはそんな不安なんてどこかへ行ってしまう出来事があったんですけどね。それについてはまた改めて。

お母さんもしっかり勉強できるスケジュール

パシフィックセブリゾート 室内

期間中は毎日朝の1コマ目は子供の緊張をほぐすという意味で親子で一緒にレッスンを受けるようになっていますが、それ以降はお母さん達は自室でマンツーマンレッスンを受講することができます。その間子供達は別室で英語学習。

セブ島のリゾートホテルのお部屋で、英語のマンツーマンレッスン。うーん、ちょっと素敵なひとときではないですか。

もちろんお母さんも授業に備えて勉強しなくてはならないのはそれなりに大変ですが、テラスのテーブルで講師と談笑する姿にはなんだか優雅さすら感じられました。

「レッスンとはいえ子供の面倒を見てもらえて、その間自分は勉強に集中できるのがありがたい!」

そんな風に嬉しそうに話してくれたお母さんも。
ご本人のためになるのはもちろんのこと、お母さんも英語を勉強することで子供たちが納得できる、なんていう効果もあります。そりゃあ自分たちだけ勉強させられてお母さんはずーっと遊んでるような状況では

「お母さんだけずるい!!僕だって遊びたい!」

ってなっちゃいますからね。

セブシティショッピングツアー、人気のお土産は?

といいつつも初日の午後は子供達がホテルでお勉強している間にお母さんたちとセブシティにショッピングツアーに出かけました。

これはマクタン島のホテル周辺にはゆっくり買い物できるような場所がないので、滞在中に必要なものを揃えるためにもセブシティまで足を伸ばしましょう、というプロデューサー庄司さんの配慮によるもの。

セブシティのショッピングモールでみなさん子供たちのおやつや夜食、そしてお土産選びなどを楽しまれていました。

一番人気だったセブのお土産はやっぱり、ココナッツオイル。

 

↑このココナッツオイル、セブ島で購入すれば1本220PHP(約590円)ですからね。
中には10本ぐらいまとめ買いしている方も!重くなるけどそれでもまとめて買って帰りたくなるその気持ち、わかります。

 

1週間の語学留学で設定されたゴールとは

セブ島 親子留学

この親子留学プログラムは「わが子を1週間でバイリンガルに!」というような魔法のようなツールではありませんが、ただ海外で英語を体験しようという漫然としたものでもなく、きちんとした「ゴール」が設定されていました。

それは、最終日に予定されている孤児院訪問で子供たちが英語で自己紹介できるようになること。

子供が英語で自己紹介。これ、実は結構ハードル高い。

知らない人の前で挨拶するなんてただでさえ緊張するし、しかも英語でなんて大人だってキツイです。

でもゴールはゴール。彼らに与えられた練習時間はごくわずか。
さて子供たちの運命やいかに!

長くなったので続きはまた次回。

※追記 書きました
参考 セブ島の孤児院訪問で彼らは何を感じたか。セブ島親子留学体験記。

 

子供の英語教育は早ければ早いほどいい、というものでもないらしい

By: peasap

40歳を過ぎてから英語を学び始めた身からすると親子留学に参加する子供たちを見て

「小さな頃から英語に触れることができていいなー。私もやっときゃよかったよ」

なんて超安直に羨んでしまうのですが、早期英語教育って実はそんなに単純なものではないようで。

参考 バイリンガル教育のキモは「母語の高度化」にあった?
〜早期英語教育のメリットとデメリット vol.6
(目指せ!親子でバイリンガルinセブ島)

発音のことを考えると早くから英語のレッスンを始めるに越したことはない。でも、まだ日本語も完璧に話せないうちから英語を学ばせることのデメリットを考えてしまう親御さんも少なくないようで。

うーん、自分が語学を学ぶのも大変だけど、子供の教育を考えるのはさらに大変だ。






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