モアルボアルへの行き方とセブシティへの帰り方。
夏休みはフィリピン・セブ島のビーチリゾート、モアルボアルで過ごしました。
またか、という感じですね。
セブ島には多くの美しいビーチがあるのですがなぜかここ数年モアルボアル以外のビーチリゾートに行っていない私。今回は別のところで過ごそうかと考えていたのですが、結局またまたモアルボアル。
せっかくなので昨年の滞在記と比較してみようと思います。
モアルボアルを選ぶ理由
これまでもオランゴ島やネグロス島などの離島をはじめセブ島からいろんな場所へ出かけてはいるのですが、なぜかここしばらくは気づけばモアルボアルばかりを選んでいる謎。今回セブ入りしてからしばらくの間は夏休みをどこで過ごすかまだ決めておらず、海好きのセブっ子に意見を求めたところ
「気合入れていくならバンタヤンとかもいいけど、セブシティから気軽に行けるビーチでベストなのはやっぱりモアルボアルじゃないの?」
と言われて納得。
そうなんですよね。バスで3時間弱と聞くとそう近くもないじゃないかと思われるかもしれませんが、セブ市内から乗り換えなしで行ける気軽さは魅力的。他の候補もあれこれ考えてはいたのですが結局またもやモアルボアルを選んでしまったのでした。簡単は正義。
モアルボアルへの行き方
さてモアルボアルへの行き方は去年書いた通りです。
セブシティのサウスバスターミナルからモアルボアルまでバスで1本。ぐーぐー寝てたら着くので簡単です。が、今回は到着までに思いのほか時間がかかり3時間少々かかりました。
セブ市内の渋滞は道路の整備や信号の設置により緩和されつつあるのかな、と感じていたのですが、一方でトラフィック自体は増え続けているのかこの日も道中の序盤に位置するナガとカルカー辺りが激混み。動かない。時期や時間帯にもよるでしょうが、余裕をもって3.5時間くらい見ておいたおいたほうがいいかもしれません。
今回も黄色いセレスバスに乗車。運賃は116ペソ(=約244円)でした。
バスでお釣りが出ないようにと小銭をたくさん用意して出かけたのにサウスバスターミナルまで乗ったタクシーのドライバーにお釣りないもんねー、と言われコイン総取りの刑に遭う。ゆえにバスでは200ペソ札を出しましたがちゃんとお釣りをくれました。お釣りが出ないことの多い長距離バスですが、これくらいならおそらく大丈夫かと。
余談ですが行きは進行方向に向かって右側、帰りは左側の窓際を陣取ると車窓から海が見渡せます。
山越えした後、バリリという街にてトイレ休憩があります。
いつもならここまで来たら後はスイスイ、だったような記憶があるのですが、今回はここからも少々時間がかかりました。そのせいかドライバー氏に眠気が来たようで運転しながら何度も立ったり座ったり思いっきり自己ビンタで過度な衝撃を加えたりしている姿を手に汗握って見つめておりました。何事もなくてよかった。
モアルボアルのバス停、降車場所は?
さて、トイレ休憩が終わったら結構早い段階で沿道に「Welcome to Moalboal!!」なんて表示が出てくるのでしばらく走っているとあれ?通り過ぎちゃった?なんて不安になるかもしれません。実際お隣に座っていた白人のご夫婦も
「モアルボアルはまだか?」
と何度も乗務員さんに尋ねておられました。が、到着までの目安は沿道に点在する「マクドナルドまで後◯km」の看板。2年前にオープンしたマクドナルドが入っているショッピングモール、ガイサノモアルボアルさえ見逃さなければ大丈夫です。
昨年来た時は
「モアルボアルのバス停とガイサノの場所が離れてるの不便だよなあ」
なんて思っていたのですが、今年はガイサノの前でバスが止まるようになっていました。
というかこのバス、降りたいところで止めてもらえるのであらかじめ乗務員さんにガイサノ前で降ろして欲しいと伝えておけばいいかも。モアルボアルのバス停よりもガイサノ前のほうがわかりやすいのでここで降りて買い物などを済ませてからトライシクルでパナグサマビーチへ移動するのもひとつの手です。トライシクルの料金はいずれの場所からも100〜150ペソ前後(=約210〜315円)。
パナグサマビーチ周辺のレストランでは今年もやっぱりクレジットカードは使えず、ATMもナシ。よって両替はセブシティで済ませておくのが安心です。ガイサノやモアルボアルのバス停前薬局にもATMはあるけれど、ここが故障してたり現金が入ってなくてアウトだったらもうどうしようもないですからね。ここでの出金は最終手段と考えておきましょう。
モアルボアルからセブシティへの帰り方
行きはいつものようにモアルボアルのバス停で降りたのですが、帰りはせっかくなのでパナグサマビーチからトライシクルでガイサノまで移動。ガイサノ前からバスに乗ろうと思いそこらでたむろしている現地の人と世間話をしていたら、セレスバスを2台も逃してしまいました。
どうやらセブシティ行きのバスはモアルボアルのバス停には人がおらずともきちんと停車するけれど、ガイサノ前はこちらから乗りますアピールをしないと止まらない模様。
「大丈夫大丈夫、俺らがちゃんとバス止めてあげるからここに座ってて」
という彼らの親切心に任せていたら
「スシオイシイ」
「ヤキソバスキスキ」
「トーキョー、オキナワ、オオサキ」
などと知ってる日本語をそれぞれに一通り発表されただけでバスのことなど完全に忘れ去られておりました。親切って素敵、自分のことは自分でやりましょう。
新し目のエアコン付きセレスバスを逃した後にやってきたのは年季の入ったノンエアコンバス。窓どころかドアさえも開け放しという非常に夏らしく開放的な状態でセブシティまで帰ったのでした。
ノンエアコンバス、山道を走っている時は風通しよくなかなか気持ちいいのだけど、木の枝とか葉っぱとかが容赦なく窓からこんにちはしてくるので手や顔を傷つけないようご注意を。
しかし件の日本語お披露目会、東京、沖縄ときてなぜ大崎なんだ?と書きながら改めて考えてハッとする。もしかしたら「大阪」を覚えまちがった結果の大崎なのではなかろうか。オオサカオーサカオーサキオオサキ。うん、有り得るな。ものすごくどうでもいいことだけどなんか合点がいきましたよ、めでたしめでたし。
おっと、モアルボアルについては去年散々書いたので今年はサクッと1記事にまとめようと思っていたのに行き帰りの方法だけでまたも長々と書いてしまいました。相変わらず話が長くてすみませんねというわけで肝心の滞在記はまた次回。
関連 ビーチリゾートお気軽一人旅 モアルボアル滞在記2016。
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