灘の酒蔵巡り その4. 白鶴酒造資料館 最後は立ち呑みで〆。

公開日: : 最終更新日:2015/02/03 旅人への道, 食べること

hakutsuru3

しつこく書いている灘の酒蔵巡り、ようやく最終回です。

参考 灘の酒蔵巡り 2015

今回は阪神魚崎駅を昼過ぎにスタートしました。

殆どの酒蔵は16:00~17:00くらいに閉まってしまうので、たくさん見学したい場合は午前中から出発するほうがいいですね。




4蔵目 白鶴酒造資料館

hakutsuru2

今回の酒蔵巡り、ラストに向かったのは白鶴酒造資料館。

hakutsuru

白鶴酒造の創業は1743年。「白鶴」と命名されたのは1747年とのこと。
場所は阪神住吉駅から徒歩5分。先ほどの菊正宗から西方向へ徒歩10分ほどで到着します。

参考 白鶴酒造資料館

白鶴酒造資料館は、昭和40年代中頃まで実際に清酒醸造に使われていた本店1号蔵を改造して開設されました。
内部は昔ながらの酒造工程をそのまま保存し、作業内容を再現するため、等身大の人形を配置するなど、清酒の生まれるまでを立体的にわかりやすく展示しています。

そう、ここは人形たちが大活躍しています。

白鶴酒造記念館 酒蔵巡り

そして米が妙にリアル。

白鶴酒造記念館 酒蔵巡り

こちらにもまたまた私の心を揺さぶる「会所場」での夕食風景展示があったのですが、説明書きには

「厳しい上下関係でありながら、食事に関しては皆平等でした。蔵人の生活を紹介したそのリアルさから、蔵人の情熱までもが伝わってきます。」

との解説が記されていました。
そうかそうか、それはよかった…と思いきや、人形の様子は全く以ってざっくばらんじゃない

職人の世界だもんね、上下関係厳しいよね…とここでもまたもや涙する私(嘘)。

白鶴酒造資料館 展示物

つま先の冷えを防ぐ藁の雪駄「つまご」。
いやいや、これ履いても冬場の作業は絶対冷たいよね、と末端冷え性の私はもはや震えるしかない。

種類豊富&丁寧な説明の試飲コーナー

白鶴酒造資料館 試飲

さてお楽しみの試飲コーナーには全部で5種類ものお酒が用意されていました。
写真は資料館限定酒の「蔵酒」。 兵庫県産山田錦を使用した特別純米原酒は力強い味わいです。この後に淡麗の吟醸酒を飲んでその味わいの違いを楽しむ趣向になっていました。担当の方がきちんとそれぞれの特徴について解説して下さるのもいいですね。最後はゆず酒や梅酒など日本酒が苦手な人でも楽しめそうなフルーツ酒の試飲も。

 

口当たりはいいけど、アルコール度は高め。

ここでもほろ酔い…を通り越して泥酔一歩手前のご高齢団体が杯を重ねておられました。
一応1人1杯なんですけどね…恐るべし。

この他、白鶴ブランド「まる」が30周年ということで、ブランドの旗を前に法被を着て記念撮影できるブースなども。戯れに連れに法被を着せて能天気な写真を撮ってみましたが、掲載自粛。ふふふ。
まるのブランドサイトを見てみると例のCMでおなじみ漁師料理のレシピコーナーが。いやいや、材料が手に入らないよぅ、というようなものもありますが、いいですね。

館内のつくりも、展示物も、大手らしく充実した立派なものでした。

白鶴酒造資料館
神戸市東灘区住吉南町4丁目5-5
078-822-8907

と、ここで時間切れ。
本日の灘の酒蔵巡りツアー4蔵で終了です。

 

阪神御影駅前で、〆の一杯を

miyoshi

この時点で16時。白鶴から徒歩10分程の阪神御影駅を目指します。
白鶴からは住吉駅のほうが近いのですが、わざわざ御影駅に向かったのは、夕方頃から呑める店が多いという情報を得ていたから。
特に目当ての店があったわけではないのですが、散歩がてら歩いて行くと、駅前に「立ち呑み」のちょうちんを発見。「立ち呑み 美よ志」というこのお店は酒屋さんの経営。所謂角打ちですね。

miyoshi2

とりあえず、赤星で乾杯!
その後私は菊正宗の熱燗を、連れは焼酎を頼み、ポテトサラダ、菜の花のからし和え、カレイの煮付けをつまんでごちそうさま。
これ、全部でお会計1,500円くらいでした。
びっくり。
お料理もきちんと手作りでとっても美味しいのに100円代とか。
ご近所の常連さんがしっかりついている様子でしたが、最寄り駅前にこんなお店があったらそりゃ通うよねえ。家で呑むより安上がり。

15:00から開いているようなので、平日の酒蔵巡りラストにおすすめです。
もちろん、酒屋さんなので日本酒の種類も豊富でしたよ。

立ち呑み 美よ志(食べログ)
神戸市東灘区御影本町2-15-18
078-851-6581

〆、といいつつこの後はもちろん阪神電車で三宮に移動、2軒目、3軒目に流れたのでした。

 

酒蔵というより資料館、ではあるけれど

nadasake

さて、今回初めて訪れた灘の酒蔵。魚崎郷と御影郷の一部を回っただけでしたが、思っていた以上に楽しめました。
基本的にどの酒造も「展示物+資料映像・画像+土産物」というおきまりのスタイルなので本当の酒造り現場を見学するようなものではないのですが、それでも十分に好奇心を刺激されたのはやっぱり酒を呑むようになったからでしょうか。若い頃、日本酒に興味のなかった時に行ってもさほど楽しめなかったような気がします。

展示物などはどの資料館もある程度充実していますが、日本酒に詳しい方にとっては少し物足りない内容かもしれません。
が、私にとっては自分の故郷で江戸時代からさかんに酒作りが行われており、戦火で多くを失いながらも再建しさらなる発展を遂げ、震災で倒壊した場所から貴重な資料をかき集めて再び一般展示されるようになったというその長い歴史を辿るだけでも意義のある1日でした。

次回は西宮、今津のほうも歩いてみたいし、機会があれば灘以外の酒処にも足を運んでみたいです。

 




関連記事

141212d6

家飲み献立 12/12 キャベツの卵焼き、アンチョビ奴、きつねチーズ。

TGIF! みなさん絶賛年末進行実施中ですか? 私もなかなかに仕事しまくりの師走

記事を読む

shonanbeach

家飲みあるある。湘南いそいそ家飲み日記。

そうそう、こういうことやっちゃうよね!というあるあるが満載過ぎて首もげそうなくらい縦に振りま

記事を読む

たぬき豆腐献立

たぬき豆腐、大根と塩昆布のサラダ献立で家飲み。

先日出先でふらりと入った居酒屋で気になるメニューを発見しました。それは 「たぬき豆腐」

記事を読む

By: greg westfall

ささやか過ぎる平凡な人生は退屈か。

先月バンコクからフィリピンへのフライトの際にマニラ空港で8時間のトランジットがありました。

記事を読む

かぼちゃと豚肉のにんにく醤油炒め

家飲み献立 かぼちゃと豚肉のにんにく醤油炒め、きのこおろし。

きのこ鍋の残りのきのこ類があるし、鶏肉と一緒にクリーム煮にして赤ワインにしようかな。じゃあ美

記事を読む

kirin_13

その先にある世界観。オフホワイトとのマリアージュを探る夜。

用事ついでに目黒駅周辺を散歩していたわけですが。 関連 権之助坂に酉の市。東京散歩・目

記事を読む

大根の温サラダ 献立

大根とひき肉の温サラダ、焼きとうもろこし。

7月最初の晩酌。 昨日に引き続き夏らしいビジュアルの晩酌メニュー...と言いたいところ

記事を読む

蒸しとうもろこし

三つ葉と豚の冷しゃぶ、蒸しとうもろこし。

今日から7月。 今朝は雨が降っていて少々肌寒いですが、まもなく本格的な夏に突入です。

記事を読む

skirt

少ない洋服を着回す旅、デニム以外の選択肢。

デニムが好きなので、年がら年中デニムばっかりはいています。 今回の旅でも移動中はもちろ

記事を読む

油揚げの葱味噌焼き献立

きつね葱味噌焼き、小松菜のオイル蒸し献立。

先日テレビでつくりおきダイエット云々というのをやっていました。 最近妙に人気があるらし

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

キャベツ入り卵焼き献立
キャベツ入り卵焼き、トマト納豆献立。

キャベツ、卵、納豆、トマト。今週は同じ食材で似たようなものばか

closet-hanger
クローゼットの鍵を握るハンガーとくだらない背徳感。

整理しては散乱させてまた整理、を繰り返していたその昔。

トマトと卵の炒めもの献立
トマトと卵の炒めもの、わかめ納豆献立。

そろそろトマトでも食べましょうかという気分になってきました。

mabolo
数字が示す真実と、理解しない適当さ。

体感としてなんとなく予想はついていても、実際の数値を示されると

たらと新じゃがの塩煮
たらと新じゃがの塩煮、小葱と油揚げの酢味噌和え献立。

たらとじゃがいもの組み合わせが食べたくなって、シンプルな塩煮に

→もっと見る

PAGE TOP ↑