晴雨兼用折りたたみ傘はいるのかいらないのか。
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ミニマルライフ
先日壊れた傘を処分しました。
先日、と言っても5月のことだった。
とにかく、間に合わせで買ってそのまま使用していた傘を壊れてもなお意地汚く使っていたら流血騒ぎを起こしましたよ、という情けないお話だったのです。
以降梅雨時期にもかかわらずぐずぐずと選ぶのを先延ばしにしていたわけですが、この時期に先延ばししていられるってことは、そもそもいらないんじゃないのか?という疑問も。
晴雨兼用折りたたみ傘はいるのかいらないのか
日本は世界でも傘の販売数が多い国らしいのですが、その売り上げの内訳はほとんどがビニール傘なのだとか。
参考 日本は年間降水日数世界ランク13位でも、傘の所持数世界1位(ウェザーニュース)
世界35カ国の平均は2.4本、日本の平均は3.3本で、日本の一人当たりの傘の所持数は世界No.1ということが分かりました。(中略)日本国内では若者を中心に、「傘を携帯していない時に雨が降ったらビニール傘を買う」というライフスタイルが定着しているのかもしれません。
失くしやすさNO1の座を長期間維持する存在、それが傘。どれだけお気に入りを見つけたとしても、いや、お気に入りだったからこそ失くしてしまったときのショックは大きい。こんな辛い思いをするくらいならもう一生恋なんてしないとばかりに使い捨てのビニール傘一択の人生を歩む人の気持ちはわからなくもありません。私だって、これまで何本ものお気に入り傘を失ってきたのだから。
中でも先先代のトリコロールカラーの晴雨兼用折り畳み傘は特に気に入っていて、夏の時期は毎日持ち歩いていたものです。が、数年前のとある夏の日、有楽町のむらからまちから館で好物のソフトクリームに集中しすぎて本体を置き忘れてしまいました。帰ってからケースしか鞄に入っていないことに気付いて慌ててお店に電話したけどその時点ではもう見つからずがっかり。
と、つまらないことはいつまでも覚えているのに肝心の傘は置き忘れるのですね。
以降旅先では間に合わせのおやじ傘でどうにかやってきたわけです。普段は雨の日も、強い日差しが照りつける夏の日も、雨用の長傘のみでやってきたわけです。ということは結局折り畳み傘が必要になるのは旅行時のみ。ならば今後も間に合わせの傘か若しくは現地調達の使い捨て方式でも困ることはないでしょう。
小さく軽い折り畳み傘を選んだ理由
と、前置きが長くなりましたが結局小さくまとまる折りたたみ傘を買いました。
最近はあれこれ機能面に優れた折り畳み傘がたくさん出ているので選ぶのもまた一苦労。軽くて小さい、なおかつ見た目もそこそこ好みな感じの1本を探していたら思いがけず時間がかかってしまいました。
さっそく本日使ってみたのですが、小さい。いつもの鞄に忍ばせて出かけても傘の重みがさほどわからない程度に、軽い。それはそれでありがたいのだけれど、さすがの小さだけあって開いても、小さい。日傘として、ちょっとした通り雨用の雨傘としては十分だけれど、豪雨には絶対に耐えられないだろうなあと容易く想像がつく華奢さ。まあそもそも折り畳み傘ってそういうもんですかね。けれど長傘は持たず折り畳み傘1本でやりくりするにはこのサイズは不向きでしょう。
アウトドアとか登山とかそういう本気系の雨具ならポンチョやカッパや速乾ケースつきジャンプ傘などの高機能雨具という選択肢があるのでしょうが、私の場合はあくまで日傘及び旅、そして予期せぬ雨用。このサイズでもまあまあなんとかなりそうです。
傘は持たずに出先で雨が降ったらコンビニでビニール傘を調達する、それもひとつの割り切りスタイル。が、これまで止むを得ず多くのビニール傘を使い捨ててきた私はやっぱり折り畳み傘を持つことにしました。ちなみにこの2年は使い捨てのビニール傘は一切買っていません。そしてそのほうが自分の気持ちはラクみたい。
またうっかり忘れて泣く羽目になるかもしれないけれど、小さな傘は折りたたむのがちょっと面倒だけれど、それでも使い捨てはできるだけしないでおこう、と考えたのでした。
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