「汚れてもいい普段着」の謎。

公開日: : 最終更新日:2015/12/22 ファッション, ミニマルライフ

 

本気で寒い!

というシーズンに突入すると、アウターはダウンコート一択、になりますね。

もちろん、レザーに大判ストールを合わせてブーツを履けば国内の防寒としては十分なのですが、軽いダウンはさっと一枚羽織るだけでふんわりと暖かいところがなんというかずば抜けた安心感。

寒がり、冷え性のみならず、真冬の必須アイテムです。

もちろん私も今期すでにダウンコートをデビューさせています。
が、実はシーズン前、もう1着買おうかどうかと迷っていました。

 

2着持っていたダウンコート

By: Nathan Jones

数年前まで

  • カーキのややタイトなダウンコート
  • ワインレッドでフード&袖口ボア付きのダウンコート

の2着を所有していました。

もともとワインレッドのほうをご近所用に愛用していて、その後カーキを追加したのですが、ワインレッドのほうはストーブで袖口を焦がして(!)しまい、ボア部分が少々変色してしまいました。
これは買い換えなくては、と思っていたのですが、日本を離れるのがちょうど寒くなる時期だったのでワインレッドを着用して出国し、そのまま現地で処分したのです。

さて、ワインレッドの「ご近所用」ダウンなき後、新しいダウンを探さねば、と考えていてふと気付きました。

「あれ、なんでカーキのダウンは『よそゆき』にしてるんだっけ?」

参考 お気に入りのレザーブルゾンを着ない、その理由。

カーキのダウンは確かに細身でキレイめのシルエット。
ヒールのあるブーツにも合わせられるようなデザインではありますが、とはいえやっぱりダウン。色もカーキだし、所詮フォーマルには不向きです。

ご近所に買い物に行くための1着をわざわざ用意せずとも、カーキ1着で事足りるはずなのに、なぜにもう1着買い足そうと思ったのか考えてみると…

「汚れたら困るから」

でした。

 

大人って、そんなには汚さないよね

毎日外で元気いっぱいに遊ぶ小さな子供なら服を泥だらけにすることなんて日常茶飯事ですが、都会で暮らす大人がたかが近所に買い物に出る程度のことで「酷く服を汚す」可能性ってどれくらいあるでしょうか。

そういえば先日、カフェで帰りに上着を着ようとして誤って水をこぼしてしまいました。幸い水だったので染みにはなりませんでしたが、これ、仕事帰りの話です。

つまりよそ行きでも普段着でも「汚れるときは汚れる」ってことですよね。

もちろん洋服が汚れてしまうのは困りますが、お出かけ用は汚れなくて普段用は汚れる、といった法則などありません。なのに汚れてもいいような普段用のダウンが欲しいと無意識に考えていた私。

なんだかおかしな思い込みですね。

というわけで、今期はカーキダウンのみを公私共に活躍させていますがそれで何ら困ることはありませんでした。

持たない暮らし

確かに「ご近所用のお気楽なアウター」ってあればあったで嬉しい。なんとなく休日気分が味わえたりもするし。
でも、毎日自由に過ごせている今の私の生活には、わざわざスペースを取るアウターを所持してまで休日気分を楽しむ必要はないみたいです。

 




関連記事

何もしたくない日。

By: Richard Walker[/caption] 年に数日くらいの頻度で 「何

記事を読む

買わなきゃよかった、捨てなきゃよかった、の後悔。

By: Eliazar Parra Cardenas[/caption] このブログを書き始

記事を読む

クレジットカードは何枚必要か。

月末、いつものように銀行へ。 入金額を確認したり記帳したりこっちの口座からあっちの口座へ移したり

記事を読む

今日捨てたもの 8/30 妙な「思い込み」を発見する。

毎日何かひとつを捨てるこの試み。 いよいよゴール間近となりました。 読み物として

記事を読む

残業手当が出ないなら残業したくない若者は「社会をなめている」?

「まだロクに仕事も覚えてないのに…社会なめすぎ」 今でもこういう意見あるんですね。

記事を読む

11月 1ヶ月間に捨てたものリストと買ったもの。

11月は大きなものは捨てていませんが、それでもちょこまかと整理していたような。 改めて並べてみる

記事を読む

MacBook Air '11

片付けられない人の頭の中は散らかり放題。

ものがなければ部屋はさほど散らからない、これ常識。 しかし「もの」なんてひとつもない

記事を読む

40代のファッション、無難さに逃げない方向で。

手持ちの服を使って今の時期のコーディネイトを複数組む。という仕事をしていて、あれ、こりゃ結構

記事を読む

今年の春こそ環境改善。

一体いつからこの話をしていたのでしょうか。身軽で簡素でモノがなくても、人生は十分複雑だから

記事を読む

40も過ぎれば、トレンドが恥ずかしくなる。

そろそろ湯たんぽも不要かという気候になってまいりました。 3月に入ってから凍えるほど寒い日

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

やりたいことリスト’24「ちゃかし倒してゲームする」

毎年恒例の儀式・その2「やりたいことリスト」のお時間がやって

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。

あの世にものは、持っていけないから。

銀座で酒を飲みながら、友人の現役引退後、つまり、定年退職後の

1人で飲むなら、定食で。韓国・ソウル一人旅で食べたもの その1。

昨年11月に出かけた韓国・ソウル。思いのほか高くついた韓国旅

おねだりした矢先の、老親の入院。

自分自身の老後計画のために、老親におねだりをかました私。正月

→もっと見る

PAGE TOP ↑