臭くない、匂わないバブーシュを購入する。
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最終更新日:2017/07/27
捨てる
バカスカ買ってじゃんじゃん捨てる、という景気のいい生活スタイルはもったいながりの私にとって苦痛以外の何物でもないのでできれば捨てずに暮らしたい。
とはいえ使い捨てだからこそ実現できる便利さや清潔さは確かに存在するし、使い捨て自体を否定はしないのですけどね。
が、これも人ぞれぞれ考え方があるわけで、
「家どころか家財道具すら持たない借り暮らしの身なんて使い捨てスタイルの代表選手じゃないか」
と言われたら、まあそうかもしれません。
今日捨てたもの
もうそろそろダメだ、底に穴が空きそうですよ、と高らかに宣言したのが4月のこと。そこから途中旅に出ていたこともありますが引っ張りに引っ張り2ヶ月経過、とうとう本格的に穴ができました。
ある日裸足で履いてたら足の裏がなんだかひんやり冷たくて、あ、空いたな、と知ったのです。
コイソモレ先生でゴムのゆるんだパンツで夕日を見るのは切ないなあ、というくだりがあったような気がするのですが、穴の空いたスリッパで廊下を歩くのもなんだか切ない。ああ、きっと彼もこんな気持ちだったのね。
というわけでさすがに処分、そして新調しました。
匂わない、臭くないバブーシュを選択する
臭い、臭い、臭いの三重苦だ、と散々文句を垂れていたというのに懲りずにまたモロッコバブーシュを探していた私。が、目指すカラーとサイズのものがどうにも見つからず、今回は別のタイプにしてみました。獣臭がしないであろうルームシューズマエストロなる合皮のバブーシュがそれ。室内履きに関しては赤とか黄色なんていうポップな色合いのものが好きなのですが、緊急事態ゆえ今回はベージュを選択しました。
早速今日から使っているのですが、これ、なかなかいいです。
先代のバブーシュはかなりヘタっていたからか歩くとパタパタとそれなりの音がしていたのですが、これはかなり静か。底面がセーム革っぽいなめらかな加工になっているからでしょうか。合皮だけど。あと、踵部分は普通に立てて靴の形状ででも、踏んでスリッパとしても履けるのもいい。黒だったら多少はしまって見えそうだしオフィスの置きシューズなんかにもいいかもしれない。
そして、臭いはしません。
いや、多少は合皮っぽい臭いはするけれど、モロッコバブーシュ特有の獣臭は皆無です。まあ時が経てば薄れる香りであることはすでにわかっており、獣臭上等な心構えはできていたのですが、臭いはないならないでありがたいです。バブーシュ好きだけどあの臭いがどうもダメ、という方はこういう合皮タイプとか、コットン製のものを選ぶほうがよさそうです。
さあ今回のバブーシュ、耐久性はどんな感じでしょうかね。
室内履きなんて消耗品に近い存在ではあるけれど、気に入ったものはできるだけ長持ちしてくれると嬉しいなあ。
しかし室内履きとはいえまた靴を買っている。
ここ数年、洋服はそれほど買っていないのに室内履きとか携帯シューズとかスニーカーとかサンダルとか足元系はなんだかんだと買ってるんだな。やっぱり好きなのかな、靴。
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