リストは心を導く道具。ドミニック・ローホー「ゆたかな人生が始まるシンプルリスト」
夕方の雷、凄かったですねえ。
そういや夏の夕方の雷雨を部屋から眺めるの好きだったなあ、と久しぶりに思いだしました。
さて、日曜の午後のお供はこちらの1冊。ミニマリスト界隈では有名なドミニック・ローホー氏ですが、意外にも著書を読んだのは今回が初めてでした。
オリジナルのリストを作って、人生をシンプルに
物質的にも精神的にも不要なものをいつまでも手放せないのはなぜなのでしょうか。私たちはそのせいで、本当に大切なものを見落としたり、十分に使いこなせなかったりしているのです。
自分にいくつかの問いを投げかけ「リスト」を作ることで人生をシンプルにしその価値を高め、望みを実現しようと説いているこの本。書くことのもたらす効果やシンプルライフに関する書籍を読んだことがある人にとっては特に新しい切り口とは感じないのでは、と思います。
しかし「知識として知っている」ことと「実際にやってみる」こととは全く異なることは紛れもない事実。私もいいかげん観念してさっさと行動しなきゃなあなんて、この本を読んで感じたのでした。
未来は無限の可能性を秘めています。私たちはしたいこともできますし、よいと思う方法に進むこともできます。しかし、自分が何を望んでいるのか、どのような人物になりたいのかを知らないでそれを実現することはできないのです。
自分の本心が求めている人生のスタイルを本当にわかっている人は少ないのではないかと思います。
私も実際のところ、この人生で自分が何をしたいのか、したくないのか、わかり始めたのは恥ずかしながらつい最近のこと。自分の気持ちや願望と向き合うために「書く」という行為が有効なのは日々ブログを書いていても感じています。
なんとなく人生が混沌としている気がする、出口が見えなくて焦る、そして、モノを減らしてシンプルに生活したい、そんな人にはおススメの1冊です。
関連記事
-
40代はどこで服を買えばいいのか問題。
40代、なんだか今までの服が似合わなくなった。 この問題と同時に出てくるのが 「40
-
今日捨てたもの 8/21 食器は揃いじゃないとダメ?
8月は 「毎日ひとつづつ捨てる」 というルールを決め、日々実行中です。 お
-
まだそのサンダル履いてるの?
昨日あのお方より、開幕宣言を拝受しました。 勝ち組兄さん家の電気料金はひと月約800円
-
40代フリーランス、50手前で正社員になれるか。
会社勤めをやめてから、早いもので干支が一周しようとしています。 東京都内で屋根のある家
-
旅を支えるシンプルケアと日焼け肌のアフターケア。
いやー、焼けた。 関連 ビーチリゾートお気軽一人旅 2016。 今回は到着日の天
-
年間ランキングを眺めて2014年を振り返る。
12月もそろそろ中盤戦、ということで年末っぽい話題をシェア。 Amazonの年間売上ラ
-
にじますハーブ焼き、小松菜としめじのスープで白ワイン。
釣り人から下処理済みのにじますをせしめました。 馴染みのない魚の調理、臭かったらいやだ
-
手持ちの服を活かす買い物方法を改めて。
先日新しい靴を購入したので新たな冬のコーディネイトにあれこれチャレンジできて楽しいです。
-
旅の荷物、結局使わなかったもの。
大荷物と共に移動するのが苦手なもので、基本的に使わないものは持っていかない派です。 関
-
人間より、モノのほうが信じられる。
ここのところ訳あって依存に関する書物を読み漁っています。 その中で 「人間は人(