持たない暮らし 部屋着はいるのか、いらないのか。

公開日: : ファッション, ミニマルライフ

今の暮らしに部屋着はいるのかいらないのか?

この問題については1年を通じて考え続け昨年ひとつの答えを導き出しました。

関連 部屋着に関して2015春の結論

その後1年が経過しましたが、基本的なスタイルは変わっておりません。

が、最近になってもしや部屋着を導入したほうが捗るのでは?という心境になってまいりました。

部屋着?パジャマ? リラクシングウェア?

まず部屋着の定義について。現在私にとっての部屋着とはパジャマのことです。

以前も書きましたが私は部屋着とパジャマ(寝巻き)は分けたい派。外から帰ってきてすぐさまパジャマに着替えてくつろぐ、という方もおられるでしょうが、私はパジャマを着るのは寝る時だけと決めています。これにはいくつかの理由がありまして。

まずは何しろ生粋の怠け者体質なのでパジャマを着て部屋で過ごすとなると途端に人生に対して覇気がなくなるというか、要するに何もしたくなくなるという点。パジャマ着ちゃったらなんか今日はもういいや、ってなって結果ゴロゴロしたりするのが問題なのです。ただでさえ社会人としての基礎体力が欠けまくっているというのにこれじゃあ生きていくのが大変なわけで。

関連 社会人失格ノマドワーカーの仕事術。

そしてパジャマを汚すのにも抵抗がある。別に潔癖でもテキパキお掃除好きの綺麗好きでもなんでもないのですが、部屋にいる時は常にパジャマで過ごすとなると、家事もパジャマですることになるじゃないですか。料理とか、洗濯とか、掃除とか。炒めものして油の匂いが移ったパジャマでベッドに入るというのはあまり気持ちのいいものではない、と思うのですがどうなんでしょう。まあパジャマでもエプロンすればいいじゃないかという話ですが、汚れは防げても匂いは付くしなあ。

などと元来うつけ者の私が起きている間は外に出られる格好をするようになったのは現在自室を一歩出れば人目がある環境だということも大きいかも。もちろんパジャマでうろつくことは可能ですが、裸族はダメ、パン一も不可。おかげで着衣の習慣がしっかり身につきました。いや、元々服は着てましたけども。

外に出られるパジャマじゃなくて家で寛げる外着

そんなこんなで部屋着は不要、パジャマがあればそれでいいじゃない、という生活をしてきた私。普段部屋で過ごしている時間はデニムにTシャツ、なんていういわゆる「ご近所スタイル」で通していました。そのままの格好でちょっと近所まで買い物に行けるくらいの感じ、と言いましょうか。が、最近になってパジャマとご近所スタイルの中間、いわゆる「室内着」を導入しようかなあという気になってきました。

理由は、デニムがすぐダメになるから。

なんかここ数年でデニムばっかり捨てていたのですが、よくよく考えれば他のアイテムに比べて使用頻度がめちゃくちゃ高いんですよね。さらには部屋着としても活用していたものだから、そりゃダメになるわ、と考えたわけで。

関連 今日捨てたもの 買い物する手間、選ぶ手間。

もちろん徹底的に1本のデニムを活用してダメになったらまた新しいものを買う、というサイクルが心地よければそれでいいのですが、私はどちらかというと気に入ったアイテムとは長く付き合いたいタイプ。さらにボトムスに関してはサイズがぴったり来るものと出会える機会がなかなかないので、合うものが入手できたら体型を維持してずっと使い続けたいのです。

と、探してはみるもののなかなか新しいお気に入りに出会えない今、改めてそう思う。

かと言って昔の自分がしていたような

「ラクだけどそのまま外には出られないみっともない格好」

で過ごすのはもうイヤだしなあ。

よって、方向性としては「コンビニくらいならギリギリ行けるパジャマ」じゃなくて「家でも窮屈じゃなくて寛げる外着」が理想。ややきれい目のスウェットとかワンピースあたりを部屋着に使って、これから出会えるはずのお気に入りデニムの消耗を防ぐ作戦に移行しようと思います。

ミニマリストの持たない暮らし

そうだよねえ、部屋着の使用って外着の消耗を遅らせるためでもあるんだよねえ。ってこんなこと普通は最初から考えつきそうなものですが、私の場合はまずは部屋着はパジャマのみ、と定義したことによって見るに堪えない部屋着で過ごす習慣を排除できた功績のほうが大きい。

ノーメイクを止めたのも同じ理由によるものですが、私の中でオンとオフの差がだんだん少なくなってきているのだなあと感じる今日この頃。いいように考えればようやく肩の力が抜けてきてラクに生きられるようになった、ってとこでしょうかね。

 




関連記事

そろそろ限界、買い替えを検討する。

ついにいきました。 関連 壊す女、雑な人。 いつか来るだろうけれど、まだその時で

記事を読む

洋服を捨てる基準とコツ。ルールを決めて洋服を減らす方法。

冷徹な目線で何もかもばっさばっさと捨てているように見えるかもしれませんが、自分が好きな分野の

記事を読む

女が鞄に忍ばせる奇妙なお守り。

先日食事に出かけた時のこと。待ち合わせ場所に現れた友人の足元に目がいきました。 最近は

記事を読む

小さな暮らし、3畳の部屋に住まう。

友人が新たにマンションを購入するという。 その理由は今住んでいる家に買い手が付いたため

記事を読む

乾いた人生、シンプル・やめるが正解ではない。

By: Stein Magne Bjørklund[/caption] 思い返せばいつも乾燥

記事を読む

カメラ、携帯、家電…買ったものの箱は瞬時に捨て去る。

新しいレンズが届いてすっかりご機嫌な私ですが、レンズを本体にセットしてふと思いました。 新しく

記事を読む

男性の着こなしが笑えない。洋服が好きな人ほど妙なコーデにハマる悲劇。

By: shankar s.[/caption] 先日書店をパトロールしていて、以前ここでも

記事を読む

思い出のモノを整理して、過去の自分と対峙する。

基本的に本や雑誌は読んだら処分しています。 私にとって必要なのはそれらから得られる知識

記事を読む

タイニーハウスはいらないけれど。スマートサイジング 価値あるものを探す人生

「タイニーハウス」を知っていますか? タイニーハウスとは、その名の通り「小さな家」のこと。

記事を読む

持たない旅のファッション、意外に使えたヘンな服。

基本的に、移動時にはデニムを選ぶことが多いです。 旅の荷物を減らすコツは、荷造り前のひ

記事を読む

Comment

  1. カワ より:

    部屋着もパジャマも持ってないです。ストレッチのデニムでいけてます。その前はグラミチパンツを10年以上愛用してました。どちらも楽なので部屋着買う感覚がないです。寝る時はTシャツ&パンツで夏は無しですw
    流せるポケットティシュを買うようになってから何年もトイレットペーパーも買ってない。
    もしかしたら俺は変なのかもしれないw

    • crispy-life より:

      カワさん

      部屋着を分けてなくても長持ちする場合もあるのですね、もちろん素材や縫製にもよるのでしょうが。
      ティッシュペーパーを使うのをやめてあれこれをトイレットペーパーで代用するようになった、というのはよくある話ですが、ポケットティッシュで賄うのはレアですね。ヘンな話ですが、ポケットティッシュだと面積的に不安だったりしませんか?なんというかこう、日々いろんな状況があると思うので。

      • crispy-life より:

        カワさん

        公の場でヘンなこと聞いてすみません、ご配慮感謝!紳士!

crispy-life へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

腰痛改善に向けて始めたこと2つ。

今年こそは腰痛改善に取り組むぞ!と宣言して早1ヶ月が経過。や

ご近所感覚の酒場を求めて。韓国ソウル一人旅で食べたもの・その2

韓国・ソウル食記録の続きです。1人で飲むなら、定食で。韓国・

やりたいことリスト’24「ちゃかし倒してゲームする」

毎年恒例の儀式・その2「やりたいことリスト」のお時間がやって

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。

あの世にものは、持っていけないから。

銀座で酒を飲みながら、友人の現役引退後、つまり、定年退職後の

→もっと見る

PAGE TOP ↑