当たり前のことを当たり前と思うべからず。
自分にとっては普通のこと、なんでもないことが実は世間的には全然一般的じゃなかったり、誰もが簡単にやっているように見えることが自分にとってはひどく難しかったり。
「当たり前のこと」
なんて言葉があるけれど、それが誰にとっても当たり前なのかというと全然そんなことはないわけで。
そんなのまさしく当たり前?
いやいや、誰しも頭では理解していても日常生活では結構乱暴に使っちゃってますよ、そんなの当たり前じゃない?って。
冷蔵庫の霜取り その後
などと思わせぶりな序文を書いてはみましたが、なんのことはないメインは冷蔵庫の話です。
我が食生活を支える小型冷蔵庫に関して以前こんなことを書いていました。
今時直冷式の冷蔵庫を使っているお宅も少ないだろうしそもそもなんとつまらない記事を書いているのだという感じですが、実はそれなりにアクセスがあるんですよね。その度に
「お、直冷仲間だね」
と妙に嬉しくなったりするのです。
が、2015年の春を最後に霜取りは一切しておりません。
なぜか?
それは霜取りしなくても済むように温度調節をしていたからです。
冷蔵庫に霜をつけない方法
去年の春の私は
「何より、霜取りのタイミングで冷蔵庫の掃除ができるのは霜取りが必要な冷蔵庫のメリットです。」
などという一体どれだけ前向きなんだというコメントを恥ずかしげもなくむしろ堂々と記しておりますが、今年の私からすればアンタが放置するから霜取りが必要になるだけじゃないか、ってなもんで。一体何をどうやったらこんな大きな霜が作れるのか今となっては謎であります。
参考 冷蔵庫に霜が発生している、どうすれば?(Panasonic)
冷蔵庫の中の冷たい空気と外のあたたかい空気がぶつかり、湿度と温度差によって結露(水分)が生じて、その水分が冷やされることで霜になります。
夏は暑いので霜ができやすい。できやすいから仕方がないねとばかり指をくわえてじっと見つめているだけではみるみる氷の山と化してしまうけれど、霜ができそうになったら庫内の温度を上げて都度溶かすようにコントロールすればいいだけなのだとようやく悟った私です。
そもそも冷蔵庫にギッチギチに食料品が詰まっていることなどないのでちょこっと温度上げるぐらいは何の問題もないはず。
なのになぜ今までその手間を怠ってあんなに大きな霜をせっせと育てていたのか。自分の行動が不思議でなりません。
今の私の当たり前は、去年の私の未知である。
自分自身でさえこうなのに、他人となればなおのこと。当たり前とか常識でしょとか普通はとかついつい言ってしまいがちだけれど、それって別に世界基準のルールじゃなくて自分というごく限られた範囲でのみ通用する当たり前でしかないのかもしれない。そんな認識さえあれば解決する問題って実は結構多いよね、なんてふと思う。
霜取りから考える当たり前の話。ちょっと無理やりだったかしら。
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クリスピーさんの文章を読む。
日課です。
毎日のがんばり。
これからも、お願いしたい。
独りよがりのお願いですが…
えみさん
コメントありがとうございます。
毎日お読みいただいているなんて本当に光栄です。
好きでやっているブログなので自分なりに楽しんではいるのですが、読んでくださる方がいてこうしてコメントをいただく嬉しさもまた書き続ける活力となっています。
これからもおつきあいいただれば幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。