お気に入りのレザーブルゾンを着ない、その理由。
12月に入って最終防寒手段のダウンジャケットを解禁しました。
が、先日の寒さについてニュースで
「今日は真冬並みの寒さ」
と表現されていました。まだ本格的に冬じゃないのか…。
なんと恐ろしい。
カジュアルなのによそゆきの矛盾
さて、ダウンと共に解禁したアウターがあります。
ラムレザーのフードつきブルゾン、カラーは黒。
5年程前に知り合いの店で購入したものです。
柔らかくて軽い、さらに裾がリブになっていて暖かい。
どう考えても真冬に活躍しそうなアイテムなのですが、これまであまり活用できていませんでした。
その原因を改めて考えてみると、以前はロングヘアだったことも関係してフードつきアウターを着こなすのがあまり得意ではなかった、なんてこともあるのですが、一番の理由は先日のファーベストと同じだと判明。
参考 ファーベストのコーディネイトで考える「よそゆき」のこと。
お、なぜか偶然にもどちらもDOMAだった。
このブルゾンもファーベスト同様、デザインも素材もとても気に入っていたこと、友達の店で購入したことなどもありなぜか「よそゆき」として定義してしまっていたのです。
例によって、よそゆきならモードよりでキレイ目に着こなさねば、というよくわからない縛りを自分に課してしまったゆえに、使用頻度が下がっていたわけですね。
フードつきブルゾンをカジュアルには合わせない、となると、そりゃうまく使いまわすのは難しい。使わなくなるわけだ、と納得しました。
モノと向き合い、真実を探る
やはり「好きだけど使っていないアイテム」にはそれなりの原因があるものです。訳もなく使わなくなる、ということは有り得ません。
その理由が今回のように自分の意識の問題であればすぐさま使えるアイテムに変身させられるし、違う理由なら手放すという選択肢も。
モノとしっかり向き合って対話する作業は、何を持って何を手放すかという決断に欠かせないのではないでしょうか。
さて、このブルゾンに関しては使わなかった理由が無事に解明されたので、さっそくデニムとブーツ、ストールと一緒にカジュアルなコーディネイトに。フードの内側がコットン素材になっているので、かぶると暖かくていいんですよね。
寒い日にはフードを普通にかぶっちゃえばいいじゃない。
このアイデアは米澤よう子氏の本から拝借しました。
参考 少ないアイテムをおしゃれに着こなしたい人におススメの本。
フードはかぶれるものなんだから別に当たり前といえば当たり前なんだけど、長らくデザインとしてしか機能させていなかったので、あらためて本来の使い方をしてみるとなかんか新鮮です。耳の冷たさって寒さを助長するから、機能させない手はないですよね。
但し、フードかぶってサングラスをしているとしょぼい体型の私でもさすがに銀行強盗風になるので、お店に入るときはちゃんと外すように気をつけます。
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