モノより体験、いらないモノを贈らない方法。

公開日: : ミニマルライフ

先日ニュースで福袋に関する話題を取り上げていました。

2017年新春福袋。

早い、早すぎるよ、もう正月の話題ですか、と思うけれど準備期間を考えれば11月に福袋話をするのは決して早すぎることはなく。

小売業、とりわけ百貨店関係の方はあれこれ大変な時期なのではないでしょうか。

さて先日その番組でピックアップされていたのはこの頃は福袋シーンにも変化が見られる、というポイントでした。




モノだけじゃない、福袋だって体験型

By: sayot

福袋といえば新春初売りで各店が準備しているお得な商品が詰め合わせになった袋、という認識が一般的ですが、そもそも福袋ってなんだっけ?

【福袋】
年始(実際は初売り前後から)に、百貨店を中心としたさまざまな業態の店で販売され、袋の中に何が入っているか伏せられていることをコンセプトとする。ふつう、組み合わせた商品の合計価格以下で販売されるため、購入者は有用で豪華な内容であるかに期待する。つまり幸福・幸運を引き当てることができる可能性、すなわち、射幸心を煽る商品であると言える。(wikipedia

射幸心を煽る、ごもっともです。

私も若い頃は某ブランドの福袋を毎年楽しみにしていました。確か1万円くらいだったと思うのですが、中身は定価ベースで考えれば5~6万の商品が入っておりそのお得さににっこりしたものです。私の場合幸運なことに初めて買った福袋の内容がとても気に入ったからこそ毎年手に入れたいと考えたのでしょう。最初イマイチな思いをしたら、その後再びチャレンジすることはそうそうないですもんね。

さて、件のニュースの話。最近の福袋トレンドについて特集されていたのですが、2017年はお得な商品の詰め合わせばかりではなく

「体験型」

の福袋も目立つ、というものでした。

取り上げられていたのはとある百貨店にて発売予定の「男子会」なるパッケージ。料亭でのお座敷遊びなどを30万くらいで出すとかなんとかやってた気がします。チラ見だったのでどんな設定がされているものなのか情報があやふやですが、浅草とかあの辺りのお店と提携した商品でしょうかね。後は子供向けのお座敷じゃない普通の「遊び」がいろいろ入ったセットものもあるようです。

冷静になって考えてみれば料亭でのお座敷遊び体験なんてパッケージツアーの名前を変えて福袋と呼んでるだけじゃ…という気もしますが、確かにお座敷遊びなんて普通の人は何か特別なきっかけがないとしないだろうし、仲間内でノリでワイワイ出かける、なんてパターンがないとも限らない。

関連 欲しいモノがない時代 生き方が最後の商品になる。

なるほど、福袋もあの手この手のアイデア勝負、といったところですね。

在庫処理じゃない福袋

実は私も以前仕事で福袋企画を何度かやったことがあります。まあもう随分昔の話なので時効ってことにしていただきたいのですが、当時福袋を販売する最大の目的は

「在庫処分」

でした。定価ではもちろんセール価格でも販売が難しい動きの悪い商品を限定100個の福袋に散りばめて封入し5,000円程度の価格をつける。そして

「この福袋には定価3万円以上の商品も入っています!」

という誘い文句で販売するわけです。なんて言っちゃうとまるで詐欺行為みたいですが、嘘ではなく割と人気の商品も中には入っていました。まあ当たりハズレがあったということですね。これが飛ぶように売れていやいや、初売りの熱気とはすごいものだなあと他人事のように思ったものです。

これ、いわゆる福袋ブームが到来するよりかなり前の話。バラエティに富んだ福袋がすっかり定着した今となってはこんな在庫処分見え見えの福袋なんて総スカンをくらってしまうのかもしれませんが、当時のファッション系の福袋ってほぼこういう感じだったのではないでしょうか。私が毎年買っていた福袋しかり。そう考えると決して在庫整理にはなり得ずまた売れ残って廃棄されることもない体験型福袋というのはいいのかも。もちろん大手百貨店ではきちんとした売上目標を立てて販売するわけで、売れなかったけど別に在庫抱えてるわけじゃないからま、いっか、とはならないでしょうけどね。

相手に選んでもらうギフトのかたち

福袋に限らず最近では贈り物も体験型が増えてきている模様です。結婚式の引き出物はゲストが選べるカタログギフト、というパターンはすっかり定着しましたが、このカタログギフトにも体験型のものが結構出ているのですね。

参考 旅を贈るカタログギフト(EXETIME)

1980年代後半に生まれたカタログギフトは、「持っているものを頂いてしまうこともない」「好みが合わず困ることもない」「贈り先様の好みがわからなくても大丈夫」他のさまざまな利点により、大きく発展を続けてきました。

定番の温泉旅行をはじめレストランやゴルフ、エステなどを網羅した「体験型」カタログギフト。両親や祖父母への贈り物として旅行をプレゼントする人は多いだろうけど、この中からどこを選ぶかはふたりで相談して決めてね、というのも会話の少ない老夫婦(ex.我が両親)にとっては結構アリかもしれないなあ。

あ。今書いていて急に思い出した。来年うちの両親喜寿だわ。

還暦の時には京都の温泉旅行をプレゼントしたけど古希には何もしてなかったかもしれない。いや、忘れてしまっただけで何かしたっけ?いずれにしても父はともかく母は何かものをもらって嬉しいというタイプの人ではないので何か体験型の贈り物を考えることにしましょう。

ミニマリストの持たない暮らし

モノより体験、か。そういや私も今年は旅行や引越しなど「体験」にばかり消費しているもんなあ。している、というかしまくっている、というか。






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