今日捨てたもの 誰にでも似合うメガネとトレンド。

公開日: : 最終更新日:2016/04/18 ファッション, ミニマルライフ, 捨てる

ファッションアイテムの中でも特にこれが好き!という偏りのある人は多いもの。

女性なら鞄とか、男性なら腕時計とか。男女問わず収集癖を擽られるのは靴、あたりでしょうか。

満遍なくあれこれ欲しいタイプの私は何かに特化はしないけれどもそれでも全体量から考えると靴、鞄のパーセンテージは高めでした。今もやや高め。というか、全所有物に対してファッションアイテムの量が多すぎ。

関連 女はおしゃれしなきゃ!という何の根拠もない呪縛。

どうしても小物って多くなるよねえ、なんて思っていたのですが、数だけを考えると私にも思いっきり偏りのあるアイテムが存在しました。

今日捨てたもの

160411lg

  • メガネ

セルフレームのメガネ。10年程前に購入したと記憶しています。

そう、私の偏りとはメガネ。
今でこそかなり絞り込みましたが、一番多かった時は30本以上所持していました。その中でもここ数年最も登場回数の多かったこのフレーム。プラスチックがかなり劣化してきたし、もうそろそろダメかなあとは思っていたのですが、なんと、踏みました。シャワールームで、風呂上がりに。

生まれて初めてです、不注意でメガネ壊したの。

メガネかけたまま寝ちゃって壊したとか曲がっちゃったなんていう話を聞くことはあっても、大事なメガネを不注意で壊すなんて信じられん、と正直なところ思っていました。だって、視力の悪い人間にとってのメガネってかなり重要ですから。いやいや、外してから寝ろ、どんだけ急激な睡魔に襲われてんだよ、と。

それなのに、寝落ちよりさらに乱暴な踏みつけるという行為にて愛用品を破壊してしまった。ショックであります。

悲しいかなメガネ痕が気になるお年頃。

関連 40代は眼鏡か、コンタクトか。

最近はコンタクトレンズの使用も増やしてはいるけれど、長年私の目になってくれていたフレームの最期としては我ながら酷いものがあります。本当にごめんなさい。

誰にでも似合う、は存在するか

さてたくさん持っていたメガネですが、その中でも日常的に使っていたのは結局のところ3~4本でした。

30過ぎてコンタクトレンズを使い始めるまではメガネ一辺倒だったので、毎日掛け替えても1ヶ月間のバリエーションがあるコレクションは楽しかったのだけど、まあそんなに日替わりにはできないんですね。洋服とかメイクとか髪型との相性もあるし。そもそも持っているのがかなり個性的なデザインのフレームばかりだったからでもありますが。

もちろんたくさん持っている利点もあって、一番は傷みが遅いこと。たった1本のメガネを365日使うよりは、何本かをローテーションで使う方がそれぞれの寿命は延びるわけです。これはメガネに限らず、服でも靴でも同じですね。

が、せっかく延命したフレームをずっと使い続けられるかというとそうでもない。洋服ほどのスピードではないにしても、メガネのデザインにも当然トレンドがあって、それに乗っかったものをたくさん持っていても、結局は数年で使えなくなってしまう。さらには誰にでもどんな服にでも似合うカタチとか色、なんていう定番も存在しないわけで。

そしてメガネって洋服よりも断然購入機会が少ないからか選ぶ力がなかなか鍛えられないのがもどかしい。お店で

「これは定番のデザインだから長く使えますよ」

なんて言われてへえそうかと購入したら全然トレンドアイテムだった、なんてこともありますからね。さらに顔面のど真ん中にくるものだから主張も激しいというなかなか厄介な代物でもあります。

 

メガネの形、トレンドは巡る

ざっと思い返してみても、80年代あたりは上下幅大きめのボストンが主流で90年代に入ったあたりが顔の印象をあまり変えないオーバルのツーポイント。その後アクセサリー的にメガネを選べる時代が来て、カラフルなプラスチックのスクエアとか逆ナイロール、女性には細身のフォックスタイプが人気だったような。その後ボリュームのある黒のセルフレームのビッグウェーブが来て、ここのところは細身のウェリントンとかセルブロウナイロールなどクラシックなタイプが強い印象。

メガネもファッションの一環なので、結局は流行りの形も巡るんですよね。最近の流れは80年代のそれと近いもの。

服と同じくトレンド無関係に自分の好きなものを選べればそれでよし、なんだけど、いかんせん顔はどんどん変わっていくからしっくりくるフレームもその時々で変わるのもまた事実。デザイン云々よりも使用感を重視したいとか、そろそろ遠近両用が欲しいとか、いろいろあるしね。

さて、日常使いのフレームをなくしてこれからどうしましょう。

今新調するならば軽いフレームがいいのでリムが細いボストンあたりが気分かなあと思うのですが、今でも普通に使えるのに全然使ってないフレームがあるのでね。服と同様、新しいものを導入せず今あるお気に入りを使う作戦でいきましょうか。

ミニマリストの持たない暮らし

なぜお気に入りがあるのに使ってないのかって?それは、度が合っていないから、それだけです。レンズを新調するのが面倒で放置していたというこれまた情けないお話でした。

まずは一番使い回しのききそうなプラスチックフレームに新しいレンズ入れてくるかな。

 




関連記事

携帯電話、電子レンジ、なくても困らなかった6つのモノと習慣。

内容は人それぞれではありますが、生活必需品って実はそんなに多くはないものです。 転居を

記事を読む

暑すぎる夏、Tシャツに足すアイテムは。

長い長い梅雨が明けてからは暴力的な暑さが続いております。よって、今年も頼るは当然Tシャツ。

記事を読む

女性のビジネスファッション「女はヒールが常識」ってホント?

By: Sam Churchill[/caption] へええ、と思ったのですが。 参考 女の

記事を読む

捨てられない写真の処理に使えるサービス。

断捨離系のブログを見ていると、いくつかのカテゴリーに分かれる気がします。 汚部屋脱出

記事を読む

70代ミニマリスト主婦の財布。

年末年始は地元に帰省すると決めております。 これは年がら年中なんの予定もなく自由気まま

記事を読む

黒シャツのコーディネイト 大人買いと褪せた色。

By: Fred Benenson[/caption] 洋服の定番カラー、黒。困った時の黒。

記事を読む

音楽を聞かなくなった理由。

音楽CDのデータ化やるやる詐欺は1年以上になりますが、CDはまだまだたっぷりあるし、既にiT

記事を読む

ミニマリストのキッチン

80代ミニマリスト主婦の変化。

ミニマリスト主婦シリーズ、2021です。ミニマリスト主婦の記録今年は例のアレがアレなもので

記事を読む

妥協せずとも欲しいモノを作れる強さ。

By: Karyn Christner[/caption] 先日とある会で知り合った女性が食事中

記事を読む

乾いた人生、シンプル・やめるが正解ではない。

By: Stein Magne Bjørklund[/caption] 思い返せばいつも乾燥

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

50代一人暮らしの1ヶ月の支出。老後に備え、いかにして小さく暮らすか。

現役世代のゴールがちらりちらりと見えてきた50代。友人知人と

腰痛改善に向けて始めたこと2つ。

今年こそは腰痛改善に取り組むぞ!と宣言して早1ヶ月が経過。や

ご近所感覚の酒場を求めて。韓国ソウル一人旅で食べたもの・その2

韓国・ソウル食記録の続きです。1人で飲むなら、定食で。韓国・

やりたいことリスト’24「ちゃかし倒してゲームする」

毎年恒例の儀式・その2「やりたいことリスト」のお時間がやって

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。

→もっと見る

PAGE TOP ↑