今日捨てたもの 紙袋2つだけの荷物でお引っ越し。
必要最低限のモノで生活している、なんて言うと超合理主義者のように思われるかもしれませんが、そんなことは全くなく。
どうせ壊れるから買わない、とか、どうせ無理なんだからやらない、とか、どうせ失敗するんだからチャレンジしない、なんていうのはどちらかというと嫌いです。
あと、死んだ時辛いから飼わない、っていうのもあまり同意できないかな。
関連 犬のこと。
よって、どうせそのうち終わるんだからしないほうが云々、などと達観して生きているわけではありません。
今日捨てたもの
- 枕
枕カバーを失った枕。画像は自粛。
これねえ。
カバー新調して使い続けるつもりではあったのですが、よくよく見たら相当年季の入った代物でした。そりゃそうだ、もう何年使ってんだか。
しかも新しい枕はあるのです。
インテリア系のショップとかカタログとかを参考に
「ベッドに枕ふたつ並べてたらバランスがいいのでは」
と思い立ち時間差でもうひとつ追加したのですが、時の流れは残酷というかなんというか、当時すでにヘタりつつある枕と新品のふかふか枕のコントラストはバランスが良い悪い以前に頓珍漢極まりないペアであり、淡い素敵インテリア計画は失敗に終わったのでした。ていうか、そもそも中身の素材が違うんだから対にならないのは仕方ない。
写真掲載が躊躇われるほどの惨状である枕に別れを告げて、購入以来すっかり置物と化していたもうすでに新しくはない新しいほうの枕をメインに使用することとします。
長年おつかれさまでした。
紙袋を両手にぶら下げて引っ越し
はて、この枕はいつから使ってたんだっけ、と考えていて我が人生最小手荷物での引っ越しを思い出しました。
それまではウィークリーマンションやマンスリーマンションを使って生活していたのに仕事の都合で急に都内に部屋を探さねばならず、慌てて契約したマンション。まだ前入居者がいたので内見することすらできず、条件面だけ確認してさくっと契約し、入居当日はそれまで暮らしていたマンスリーマンションからスーツケースひとつどころか、身の回りのものを詰めた紙袋を両手にぶら下げただけの軽装備だたっけ。
ああ、しばらくここで生活するのか。悪くない、悪くないね。
なんて部屋のあちこちをざっと確認してから街に出向いて洗濯機と冷蔵庫、掃除機など必要最低限の電化製品を注文したのでした。その部屋にはベッドを置かなかったので、この枕はおそらくその時布団と一緒に購入したんだろうなあ、と推測。でももう記憶曖昧。
それから幾度となく引っ越しを繰り返してきたけれど、あの時が間違いなく最も「身軽」な引っ越しだったなあ、引っ越し業者いらず。初日は床にあれこれあるもの敷いて寝たような。といっても、まだ実家があった頃の話で私物を置いたままだったから、自分の所有物自体の数は今より多かったですが。
急な仕事の都合で転居した当時もそうだし、海外にいた時もそうだけど
「いつか終わると予め決まっている暮らし」
をしている時には人間とことんシンプルになれるようで。転勤しかり、海外留学しかり、旅行しかり、期間限定ならば多くのモノを持たずともなんとでもできると無意識に理解している。
なのに日常生活となると途端にさも永遠に続くかのように振舞ってしまうのはなぜなんだろう。
誰の人生もただひとつの例外なく、期間限定なのにね。
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