今日捨てたもの 3/14 20年後に選ぶ靴。
のんびりしていたらもう3月半ばじゃないか。
そろそろ準備しなくちゃね。
ということで、旅に備えてスニーカーを購入しました。
といっても、今まで持っていたものがへたってしまったので新しいものに買い換えただけ。よって出て・入って、で、持ち物の数としては減ってません。プラスマイナスゼロです。
参考 ミニマリストの秋の靴。
以前の記事では今度は違うシリーズにしようかななどと書いていたのですが、結局同じものを購入。ちょうど買い換えのタイミングにギルトでコンバースのセールが開催されたのもラッキーでした。
自分の中の定番もの、いつまで使える?
若い頃は今まで使っていたものを使い切ってしまってまた同じものを買い求めるといったことはあまりしませんでした。いつでも新しいデザインのものが欲しかったし、そもそも「定番」に興味がなかったので。
でもこれからはこんな風にダメになるまで使ってもまた同じものを手に入れることが増えるかもしれないな、なんて思いつつふと考えました。
スニーカーって、いつまで履けるのかしら?
別に今から考える必要もないのですが、日本人高齢女性の足元を考えてパッと思い浮かぶのは機能的なコンフォートシューズ。もちろんいくつになっても華奢なヒールを履きこなす方もいらっしゃいますが、毎日のこととなるとそうはいかないでしょう。
スニーカーは楽だからカジュアルなファッションにあわせられるしいつまでも履けるような気がするけど…。いいんだろうか、それで。
40代ファッションにおける都市伝説
ファッションに関してはわが道を貫いてきたつもりの私にも、やはり40代に入って変化が訪れました。
これまではほとんど気にしたことがなかったのに、なんだか突然手持ちの服が似合わなくなったと感じる時が来たのです。
これが噂に聞く「服が似合わなくなる問題」か、と。都市伝説だと思ってたのに、ホントにあったのか、と。
基本的には「今の」自分に似合うアイテムを身に着けていればいいと考えているけれど、客観的に自分を見れなくて痛々しい若作りをすることは避けたい。しかし人それぞれ似合うものも好みも違うのだから50代はこれ、60代はあれ、なんて簡単に割り切れるものじゃない。
女性はいつから、何をきっかけにスニーカーやパンプスを脱ぎ捨てて「コンフォートシューズゾーン」に突入すればいいんだろう?
50代、60代。この先のほうが、もっと怖い
が、この問いは非常に馬鹿げたものであることはすぐにわかりました。
だって、私の20年後のファッションと、今の60代のファッションが同じはずないもんね。
正直なところ、今の10代、20代の女の子の好みはさっぱりわからなくなりました。かわいらしいなとは思うものの、私が20代の頃の「おしゃれ」の感覚とは全然違っているのは事実。
ということは、私が60代になった時のファッションも、今の60代のそれと異なるのは当然のこと。2010年代の60代が好むスタイルと、2030年代の60代のおしゃれが同じわけがないんですよね。生きてきた時代も、ファッションの経験値も全てが違うんだから。
最新コレクションもトレンドの情報もコーディネイト例もいつでも簡単に手に入れることができるけれど、今の自分に似合う服、必要なものはいつだって自分の頭で考えて選ぶしかない。
そして何を着てもそれなりに魅力的だった若き時を過ぎた40代は、どんな経験をしてきたか、人生で何をどれだけ学んできたかという内面に積み重ねたものが見た目にも強く表れるタームに突入している。
怖い、怖いよ。
見た目を取り繕うだけなら化粧とか服とか注射とか整形でなんとかなるけど(極論)内面は付焼刃って訳にはいかないんだもの。日々是精進。
なぜか私の周りには聡明で美しい女性が多いので、未熟な自分とのあまりの違いに愕然としてしまうことが少なくありません。が、お手本となる魅力的な人がまわりにいるのは幸運なこと、とも言えます。
40代のコンバースはエレガンスマダム系ファッションを好む同世代から見ればすでに十分痛々しいのかもしれないし、20年後にどんな靴を選ぶのかまだわからないけれど、
「40代にもっと好きなことしておけばよかった、もっと勉強すべきだった」
なんて思うことのないようにしなくちゃね。
関連記事
-
好きなものだけの毎日が、出会いのチャンスを逃している。
By: Thomas Beck[/caption] 先日民放ラジオ101局特別プログラムなる
-
将来に不安を感じることには意味がない。
By: Loren Kerns[/caption] 「ブレない人」 その響きはものすご
-
レモンの切り方と冷蔵庫で長持ちさせる保存方法。
By: liz west[/caption] ものすごーくしょうもないことなのですが。
-
荷物が少なくても引っ越しは楽じゃない。
春。移動や異動の季節ですね。 私の周りでも転職、退職、転勤、異動などに伴う転居、そして
-
ミニマリスト主婦とその夫の輪っか考。
みんなのアイドル、ミニマリスト主婦。2023年秋も変わらず元気です。ミニマリスト主婦は80
-
携帯電話を持たない人、電話で会話したい人。
相変わらず電話が苦手なので、通話頻度は減少の一途を辿っています。 携帯電話を持たない平
-
鞄の中身は絶対に見せられない。
訳あって、友人宅の留守を預かることになりました。 「部屋にあるものなんでもテキトーに使
-
ネイルを1本だけ残すなら。
By: Travis Wise[/caption] 日常的にネイルをしなくなって随分と経ちま
-
おしゃれコンプレックスの正体。
By: ParisSharing[/caption] 自分のファッションセンスがずっとコンプ
-
老後の暮らし、それのどこがそんなに不安なんですか。
帰り道に立ち寄った書店で自営業者に向けた老後のお金に関する本を見かけてふと手に取る。
- PREV
- 塩豚と玉ねぎの大葉炒め、なめこ豆腐。
- NEXT
- トマトと大葉のサラダ、なめこ納豆。