焼き野菜、出し巻き。
今日あたりは随分人出が少なくなりそうだな、と思っていたのだけど、ご近所の店は思いの他混雑していました。
あ、そっか。
一口に都内といっても恵比寿やら目黒やら三茶やら地方から出てくる若い人に人気のエリアはみんなごっそり帰省するからひっそりするけれど、このあたりはどちらかというと生粋の江戸っ子生息地帯。
御節準備の買出しで商店街が賑わうのも当然ですね。
今夜の家飲みメニュー
- 葱と豚肉のスープ
- 柚子白菜
- 玉ねぎ納豆
- 菜の花のからし和え
- 出汁巻き卵
- 焼き野菜
葱と豚肉のスープ
今夜の温め担当は葱のスープ。
昆布出汁で豚肉、葱、おろし生姜を煮て塩胡椒で味付けするだけ。鍋物のような味わいのスープなので、ポン酢を垂らしたり、柑橘系を絞っても美味。
玉ねぎ納豆
塩もみしたオニオンスライスと納豆を合わせて。普段は葱を合わせることが多い納豆ですが、玉ねぎの辛味との相性もなかなかなのです。
菜の花のからし和え
初物。
色よく茹でた菜の花を出汁、醤油、辛子で和えます。年も明けないうちから、なんとなく春先取り気分。
出汁巻き卵
酒呑み仕様の甘くない卵焼き。
出汁、塩、酒と一緒に溶いた卵液をふんわり焼きます。たっぷりの大根おろしを添えて。
焼き野菜
にんじんと大根をオリーブオイルをひいて弱火にかけたフライパンでじっくり焼きます。味付けは塩胡椒のみ。シンプルだけど野菜の旨さと力強さが楽しめる一品。
食材を使い切ることが目的なのでバランスはあまり考えられなかったけど、こうして揃ってみるとなかなか悪くない、というか、辛口の日本酒には嬉しい晩酌になりました。
こう寒いと蕎麦屋で一献行きたくなるのですが、蕎麦は大晦日のお楽しみにおいておくとして、蕎麦前的に出し巻き卵と熱燗を楽しみました。
子供の頃から卵焼きは塩味派だったのですが、大人になってからは出汁と酒多めで作ることが多いです。
この味付け、酒呑みにはウケるだろうけど、子供には人気ないだろうな…。
砂糖が入ったお菓子みたいに甘い卵焼きは好きじゃなかったけど、甘辛く煮付けた牛肉とたっぷりの葱を入れたすき焼き風味の卵焼きは別。これがお弁当に入っていたら嬉しかったなあ。
なんて書いてたら久しぶりに肉入りの卵焼きも食べたくなりました。
次回はすき焼き風味バージョンで焼こう。うんうん、そうしよう。
関連記事
-
酒を飲む人はどれくらいの頻度で休むのか。
休肝日ならぬ、休肝週を久しぶりに敢行。 酒を飲まない夜はそれ自体を「もの珍しいイベント
-
豆腐とひき肉の塩炒め、生わかめのサラダ献立。
たまに出てくる謎料理。 なんとなく頭で思い描きつつ調理にとりかかり、でも途中で方向転換
-
キャベツと肉団子のスープ煮、にんじんの白和え献立。
立冬も過ぎ、そろそろ汁飲みの季節ですね。 汁飲み。それは、スープや鍋物など汁気の多い料
-
大根葉と油揚げの炒め煮、きのこおろし献立。
大根は煮たり焼いたりおろしたり、どんな風に扱うのも好きです。 そして、大根葉も好きです
-
焼き厚揚げおろし和え、ごまみそキャベツ献立。
その瞬間は嬉々として箸をつけているのに、後で見返すとこれはあんまりにもあんまりだったかしら、
-
ねぎの卵炒め、ぬか漬けで晩酌。
THE・我が家の基本、といった趣の晩酌献立です。 メインの卵炒めのブログ登場回数を調
-
ピーマンの卵炒め、つるむらさきのおひたし献立。
ピーマンって妙な形状の野菜だから、どこからどう手出しするか結構迷いますね。 丸ごと食べ
-
鶏むね肉トマトだれ、わかめのねぎ和え献立。
トマトだれ、という表現も如何なものかと思いますが、ソマトソースと呼ぶには少々気がひける。よっ
-
いわしの塩焼きじゃがいも添え、トマトサラダ献立。
おりょうりいちねんせい。 そんなタイトルに変更すればいかがですかと提案したくなる画像を
-
カシラ塩焼き、空心菜のおひたし献立。
ご無沙汰しております、家飲み献立です。 しばらく自宅を離れていたもので、贅沢にも外食や