ヒールが辛い、痛い、それでも履きたい。
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最終更新日:2017/02/05
ファッション
重い鞄と高いヒールに気軽に手出し出来なくなってから随分と日時が流れたなあと感じる今日この頃。
鞄に関してはもともと重いものを持つのは苦手だったのですが、ヒールは大好きだし長時間履くのもなんなら走るのも平気。出かける時は毎日ヒール、という毎日だったのにここ最近はスニーカーやフラットシューズの出番が増えるばかりです。
もちろん自分の中でのブームとか気分によるところも大きいのですが、最大の要因は足腰の衰え。
60代、70代でも颯爽とヒールで街を闊歩する諸先輩方がおられるというのに40過ぎの若輩者が「衰え」とか言っちゃうのもどうかと思いますが、弱ってる。私弱っています、確実に。
ヒールは痛くて辛い、だけど履きたい
年明けからこっち腰の調子はいまいちスッキリしません。
日替わりでよかったりよくなかったりなのですが、なんだか慢性化してる感じは否めない。いい加減観念してどこかにかかったほうがいいのかしら。
そんなことを考えつつも、先日筋トレを兼ねてプレーンなパンプスを履いて出かけました。
やっぱりいいな、ヒールって。
腰のこともあり一時はああこれも自然の流れ、そろそろヒールは卒業なのかしらね…などと自分を納得させようともしたのですが、どうやらやっぱり好きみたい。昔みたいに年がら年中どころか1日中さえ履いていられる自信がないけれど、それでもやっぱりヒール気分の時は素直にヒールを履きたい。ちゃんと背筋伸びてるかなとか膝曲がってないかなとか面倒なこと考えながら歩きたい。
けれどもう体に負担をかけてまで着飾ろうとは思えないのも事実です。困ったもんですな。
ヒールをラクにする補助履を導入
ヒール辛い、でも履きたい。
この問題を解決するために先日から検討していたアイテムを購入することに決めました。
旅先の荷物を少なくするためにフォーマル対応のポケッタブルシューズをあれこれ探していたのですが、よく考えるとこれ、旅だけじゃなくヒール問題も同時解決できるじゃないかと気づいたのです。
つまり、ヒールで出かける時にこのシューズを履き替え用として鞄に忍ばせておく。歩くのが辛くなったら履き替えればいいや、と考えればヒールで出かけるのが億劫にならない、という作戦です。
などと張り切って書いてますがこんなことは世の中の常識というか、もう誰もが採用しているアイデアだろうけど、
「ポケッタブルシューズはラウンドトゥでリボンつきの可愛らしいデザインしかない」
という妙な思い込みが本作戦の導入を遠ざけていたのです。なんだその思い込み、今となっては意味不明。ちゃんと探そうね。
普段は使わない旅グッズをわざわざ導入するのはなんだかなあと躊躇っていましたが、ヒールを履くためのサポートを任せられれば普段も活用できて一石二鳥。最近どうも活用頻度が低くなっていたアイテムを蘇らせることもできるじゃないか、と判断しました。
昔の自分ならこういう保険的な考えはロックじゃないとかなんとか言って回避しただろう気もしますが、今の私にはこれがロックなのだ。
というわけで早速購入。
旅の友としてはもちろん、しばらく眠っていたパンプスたちを再び活躍させられそうなのが嬉しいです。
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