女性のビジネスファッション「女はヒールが常識」ってホント?

公開日: : 最終更新日:2015/09/27 ファッション

へええ、と思ったのですが。

参考 女の社会人はヒールじゃないとダメなのか(Yahoo!ニュース)

「女の社会人」という表現はなかなかじわじわ来るものがありますが、内容を見てみると

「好きで履いてんじゃない!」

という声も多いようで。




ヒールを強要する男性上司なんて、ホントにいるの?

この女性の職場は力仕事を伴うのにもかかわらず、出社初日にヒール靴を履いていないことを上司から注意された。ヒール靴で捻挫をしてからは履くのをやめたが、それに文句を言うのは男性だけだったという。

「ヒール」の定義がよくわからないのですが、まさか10cmヒール履けってんじゃないですよね?
確かに、新入社員がデニムにスニーカーで出社して来たら注意せざるを得ない気がしますが、ハイヒールを履け、なんていう指導をする一般企業があるとは思えません。

あるのかしら?

これ、ヒールじゃなくてパンプスと解釈すればいいんですかね?

社会一般的に「女の社会人はヒールじゃないと失格」という雰囲気があり、「ヒールじゃない選択肢なんてなかった」。その一方で、嫌々でも履いていると信頼度がアップして仕事が来ることもあると、自身の経験を明かしている。

マジですか!
ヒールを履いていたら仕事が来る、そんなお得な仕事ゲット術が!?明日から履こうかな。

なんて冗談を言えるのはきっと私が生まれてこの方「普通の会社」にお勤めした経験がないからでしょう。

ちなみに私、会社員時代も仕事の時はほぼヒールのある靴を履いていました。ヒールと言ってもブーツとかサンダルとかで、プレーンなパンプスは少なかったけど、何しろヒールのある靴が好きだったのでマナー云々ではなく自分の意思で。

うん、幸運にもいつだって自分で選んだ好きな服を選んで着ることができる環境でした。

初めて就職した会社ではあまりに服装が派手だったことからお客様の前に出せないということで社長自らの指示によりお茶出しを免除されたことも。
今考えたら不思議ですね、服装の改善を指示されるんじゃなくて、お茶出し免除って。
アホの子だと呆れられていたのかしら。

その後もファッション関係をはじめ比較的ゆるい服装が許される業界で生きてきたので、所謂社会人的なファッションを強要される経験をすることなくここまで来てしまいました。

よって、「女性にヒールを強要する男性」の存在が信じられないのですが、初対面の男性に「身だしなみがなっていない」と言われたことを思い出すと、なくはないかとも思えます。

古風なビジネスマナーは時に邪魔になる

By: aotaro

話は戻りますが、仕事の出来不出来よりも社会人としての常識やマナーに重きをおくってよくわからない風潮ですよね。

”「メイクもヒールもないと、『ちゃんと仕事してるけど、社会常識のない子だな。大丈夫かなおい』とか思われるわけです。実際言われますし」”

「実際言われる」人がいるのだから、普通の企業ってそういうものなんでしょうか。メイクとヒールが社会常識が備わっている証で、それが仕事のクオリティより大事とか。

これって

「仕事は出来るけど付き合いの悪いAさんより、仕事はイマイチだけど毎日上司の誘いを断らず飲みに付き合うBさんのほうが出世が早い」

みたいなエピソードとそう変わらないような。
なんというか、無駄が多いというか。本来すべきことはなんだっけ?っていう脱力感満載のお話。

でも歴史ある、大手と呼ばれる大企業ほどこういうところがあるのかもしれません。

というのも、私はフリーになってから某大手企業の常駐仕事をしたことがあるのですが、

「この資料、正式に提出する前に〇〇部の課長に通さないと後々都合が悪い」
「▲▲部と××部の連名の場合、どちらを上に持ってくれば角が立たないか」
「C部長とD部長は折り合いがよくないので会議では席を離す工夫をしよう」

こんな会話が普通に繰り広げられていて、うわあ、テレビドラマみたい!とびっくりしたものです。
忙しく働いている人たちの作業内容の大部分が

「社内根回し」

で占められていることに、小さな会社でしか働いたことのない私はカルチャーショックを受けました。

コミュニケーション能力が低い上に気も利かない、空気も読めない私はあちらこちらの顔を立てる必要がある一般企業でのお勤めは無理だろうな、と感じると同時に、無駄が多いなあとも感じたものです。

参考 「もう十分豊かな時代なのだから、必死に働かなくてもいいのでは」

まさに、これ。
本来すべきこと以外の雑事に時間を割かれて長時間残業をする人たちを見て社会人は大変だ、と。

いや、私も社会人の端くれではあるのですが。

履きたくないなら、止めたほうがいい

ええと、そうそう、ヒールですよね。

ヒールは確かに長時間履くのは辛いもの。でも、最近は長時間履いても足が痛くならないビジネス仕様のプレーンなパンプスがたくさん出ています。
どうしてもヒールのある靴を履く必要があるのなら、自分の足に合うものをとことん探したほうがいい。足が痛いのってホントに苦痛だし、それでイライラして仕事に影響が出るのはバカバカしいですからね。

 

そして誰にも注意されていないしホントは履きたくもないけれど

「仕事ではヒールを履くべきだ」

と自分自身で思い込んでしまっているだけだとしたなら、思い切って止めたほうがいいです。

ヒールを履くことと、仕事のパフォーマンスに明確な関係性がないのなら、妙な思い込みは捨てるべき。スーツ着用が義務づけられている場合でもスカートじゃなくてパンツスーツを選べばパンプスじゃなくてローファーでもいいんだし、ゴムソールでフォーマルな印象の靴だってもあるしね。

と、まともな仕事をしたことのないギョサンのお前が言うな、と言われればそれまでですが、言われるがままに無理してヒールを履き続けて怪我をしても、外反母趾になっても、腰を悪くしても、会社も上司も責任は取ってくれませんよってことで。

自分の身を守れるのは自分しかいない。無理をして足が、身体が、心が悲鳴を上げる前に対策を考えましょう。

 






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