使えるキャミソール、使えないキャミソール。
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ファッション
さほど深く考えずにノリで買って、でもどうにも使いこなせなくて手放す羽目になって、でも理由を考えないのでまた同じ過ちを繰り返す。
これ、結構多いと思うのです。例えば、好きでもないのになぜかやたらと七分袖の服ばかりを買ってしまう、とか。
ブログを書いていなければおそらく一生気づかなかったであろう不思議な習慣のひとつです。
使えるキャミソール、使えないキャミソール
で、今持っているキャミソールは全て胸元のカットがまっすぐなもの。 Vやラウンドはなく、全部まっすぐ。見事にまっすぐ。
なぜなら、まっすぐが好きだからです。七分袖のパターンとは異なり、なんとなくこうなってしまったのではなく、意図的に選択した結果なのです。
一番好きなキャミソールは胸元がまっすぐかつ肩紐が短いタイプ。つまり、あまり胸元が深くは開かないカタチですね。
何しろキャミソールを本気のインナー(見せない)として使う場合がほとんどなので、ラウンドネックやVネックのTシャツやカットソー、襟付きのシャツに合わせるのならば俄然まっすぐタイプが使いやすいのです。
胸がざっくりVに開いたキャミソールなんてどうやって使うのか?と疑問に思って調べてみたところ、これはこれで完全なるインナーというか、トップスの襟元から見せないように敢えて胸元を深くしてある、というパターンのようで。
なるほど。それならなんとなく理解できます。
私の場合は見せないパターン、完全なる下着としてのキャミソール着用はほぼないゆえにまっすぐタイプを好むのでしょう。シャツでもVネックのニットでもなんでも、首元からちらっと見えるのであればまっすぐのほうが俄然収まりがよい、と思うのは単なる好みの問題でしょうか。
安定感と冒険心の間で
その昔、まだこの法則に気づいていなかった頃はいろんなキャミソールに手を出しました。
中でも失敗が多かったのはレースもの。
まっすぐタイプはもちろん、胸元も背中側もざっくり深い開きでレースでトリミングされたキャミソールに何度かチャレンジしてみたのですが、どうにもうまく活用できずに結局手放してしまったものが数枚。
そもそも甘めのデザインが苦手なのにレースに手を出すこと自体が間違っていたか。いや、もっとゴテゴテにレースがついたブラウスはかなり気に入って使っていたのだからレースだけの問題でもないのか。
そういやそのゴテゴテ超デコラティブブラウスにはライダースジャケットを合わせて喜んで着ていたんだっけ。ということはレースのキャミソールもその路線にもって行けばよかったのでは。と、今になってようやく気付いたりして。
まあ今後は敢えてレースに手出しすることもそうそうないだろうけど。
自分の好きな洋服のタイプ、似合うラインがわかっていると無駄な買い物は減るし数だって少なくて済むのはこれ幸い。なんだけど、新たなチャレンジをしなくなり出会いを逃すのもまた面白くないというジレンマはある。
関連 好きなものだけの毎日が、出会いのチャンスを逃している。
とりあえず、写真のラバー&ダメージ加工がたっぷり入ったロックなキャミソールの新たなコーデでも考えてみるか、と考えています。というか、春夏物全然買ってないな。
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